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    多鯰ヶ池 過剰スイレンで草木染

     ◇地域との共存考える

    • スイレンを使った草木染を見せ合う参加者たち(鳥取市の多鯰ヶ池で)
      スイレンを使った草木染を見せ合う参加者たち(鳥取市の多鯰ヶ池で)

     鳥取砂丘に隣接する「多鯰たねヶ池」(鳥取市)で11日、繁殖しすぎたスイレンを除去して草木染に使うイベントが開かれた。

     池のスイレンは美しい花が人気だが、農業用水の取水口を詰まらせるなど弊害もある。地域の自然について考えてもらおうと、地元住民でつくる「浜湯山・多鯰ヶ池活性化委員会」と環境省近畿地方環境事務所(大阪市)が企画した。

     鳥取大農学部の永松大教授(保全生態学)が「スイレンは外来種で、増えすぎると希少な在来種を圧迫する可能性がある」と解説。その後、参加者がボートに乗るなどしてスイレンを刈り取り、葉や茎、根をきざんで煮詰め、ハンカチを草木染にした。

     参加した公立鳥取環境大1年の岡田遼太さん(19)は「スイレンと在来種、地域との共存について考えてみたい」と話していた。

    2017年11月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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