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    瓦ぶきの蒸留所 装い新た…若鶴酒造

    見学用通路など新設

    • (上)改修された三郎丸蒸留所
      (上)改修された三郎丸蒸留所
    • 新たに導入された蒸留器 (12日、砺波市の若鶴酒造で)
      新たに導入された蒸留器 (12日、砺波市の若鶴酒造で)

     北陸唯一のウイスキー蒸留所である若鶴酒造「三郎丸蒸留所」(砺波市)の改修工事が完成し、12日、関係者を招いて見学会が行われた。蒸留所は昭和初期の建物で、改修工事では、雨漏りなど老朽化部分を直すとともに見学用通路を設け、新たに蒸留器とモルト粉砕機を導入した。改修費約1億円のうち約3800万円はクラウドファンディングでまかなった。

     蒸留所では、麦汁が発酵して泡がはじける様子や、蒸留後に貯蔵しているたるがずらりと並んでいる様子などウイスキー製造工程が見られる。同社のウイスキー造りの歴史を紹介する展示や、ウイスキーの香りのサンプルを体感できるコーナーも設けている。

     東京都のオーナーバーテンダー静谷和典さん(32)は「蒸留所の外観が瓦ぶきというのは見たことがなくユニーク。小規模な蒸留所ならではの味わいのウイスキーを期待したい」と話した。

     蒸留所では、今年は9月上旬までに昨年の2倍になる4000リットルを蒸留する計画。若鶴酒造の稲垣貴彦・ウイスキープロジェクトリーダーは「多くの人の助力で改修ができた。広く愛される蒸留所とするとともに、酒質の向上にも力を入れていく」と意欲をみせた。

     見学は無料だが事前予約が必要。問い合わせは、三郎丸蒸留所(0763・37・8159)。

    2017年07月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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