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    高齢者守れ 警官が寸劇…事故防止へ動画公開

    • 危険な運転を繰り返す高齢者を交通安全仕事人(左)が呼び止める動画のワンシーン(県警提供)
      危険な運転を繰り返す高齢者を交通安全仕事人(左)が呼び止める動画のワンシーン(県警提供)

    ◆必殺仕事人モチーフに

     県警の警察官が演じる高齢者の事故防止を呼びかける寸劇が動画投稿サイト「YouTube」の県警公式チャンネルで公開されている。寸劇は昨年11月に静岡市で開かれた「第12回関東管区内交通安全教育コンクール」で披露して最優秀賞に選ばれた。

     同コンクールは交通安全教育の技術向上を目的に、関東地方などの10県警が参加して15分以内に寸劇などを発表する大会。県警は高齢者に人気のあるテレビドラマ「必殺仕事人」をモチーフにした寸劇を披露した。

     物語は県警の警察官がふんする「交通安全仕事人」に、「交通ルールが守れない祖父母を見守ってほしい」と孫娘から依頼があるところから始まる。

     仕事人たちは信号を無視したり、アクセルとブレーキを踏み間違えたりするおじいさんに、年をとると判断力や瞬発力が衰えることを説明し、運転免許証の自主返納を警察署へ相談するよう勧める。

     また、危険な道路横断を繰り返すおばあさんには、歩行者の事故のうち8割が横断中の事故であることなどを示し、必ず横断歩道を渡るように注意。さらに反射材を着用するよう説くと、おじいさんらは「自分の命は自分で守らないと」と改心する。

     コンクールで、県警の寸劇は会場の笑いを誘い、高齢者の運転対策や歩行者対策、反射材の着用推進といった複数の内容を15分以内に盛り込みながらも飽きずに見られる点などが高く評価されたという。

     県警は寸劇をより多くの人に見てもらおうと、15分の寸劇をテーマごとに四つの動画に分けて再編集し、YouTubeで公開した。今後、警察署などで開く交通安全教室にも動画を活用するという。

     県警交通企画課は「家族で動画を見て、身近なお年寄りに事故防止を呼びかけてもらいたい。これからも交通安全について分かりやすく伝える方法を考えていきたい」と話している。

    2017年03月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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