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    果樹王国、今年も出陣

    粒ぞろい、巨峰・デラウェア/甘い時間を、桃「はなよめ」

    • 色や形などで等級が決まり、出荷されるデラウェア
      色や形などで等級が決まり、出荷されるデラウェア
    • 大きさや色のチェックの後、出荷される桃
      大きさや色のチェックの後、出荷される桃

     ハウスで栽培された果物が19日、初出荷された。

     ブドウを初出荷する甲州市のJAフルーツ山梨は、山梨支所共選所で出発式を行った。JAフルーツ山梨の中沢昭代表理事組合長は「すばらしい果物を果樹王国・山梨から出荷できることをうれしく思う」とあいさつした。

     出荷作業は午前8時過ぎに始まり、18日に山梨市と甲州市で収穫したデラウェアと巨峰の等級を色や形などで決定。デラウェア600キロと巨峰200キロが、県内や東京、関西などに出荷された。デラウェアの出荷は7月中旬頃、巨峰は8月上旬頃まで続く。

     品質や大きさが整っているデラウェアと巨峰の希望小売価格は1キロ1万円。今年は2種類とも粒の張りがよく、糖度も高いという。

     また、笛吹市のJAふえふきは、石和支所第3共選所で、桃の中で最も早く収穫される「はなよめ」約20キロをコンベヤーに載せ、大きさや色、傷の有無などを確認して出荷した。はなよめを含めた県内産のハウス栽培の桃の出荷は5月末がピークで、首都圏や関西地方に110トンが出荷される。

     この冬は寒かったためにハウスの中の木が十分に休めたことや、日照時間が長かったことなどから桃は順調に成長。前年より5日早い出荷となり、甘くて表面が鮮やかなピンク色に仕上がったという。1キロ当たりの希望小売価格は1万円程度。

     JA全農やまなしの小宮山昭彦果実園芸課長は、「山梨を代表する果物の出荷がいよいよ始まった。県内外の人に、みずみずしい果物を楽しんでほしい」と話している。

    2017年04月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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