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    泊まって満喫 身延の自然

    「食」「農業」体験型施設オープン

    • 新設された研修室兼食堂
      新設された研修室兼食堂
    • シングルベッドが並べられた個室
      シングルベッドが並べられた個室

     一般の観光客が利用できる身延町平須の体験型宿泊施設「みのぶ自然の里」が完成し、1日から営業を始めた。(松本健太朗)

    ホタル観賞などイベント開催

     この施設は、以前は「県立なかとみ青少年自然の里」として、小中学校などが教育目的で利用していた。少子化で利用者が減ったために県が閉鎖したが、2017年1月、身延町に無償で譲渡された。

     町は観光拠点として活用することを計画し、17年7~11月に改修工事を実施。改修費約8100万円のうち約3500万円は、国の地方創生拠点整備交付金を活用した。

     敷地面積は約3万平方メートル。以前は大部屋に2段ベッドが並んでいたが、改修を機に、1~2人用や2~6人用の個室10室を作り、ベッドはシングルベッドに替えた。最大で約90人が宿泊できる。研修室兼食堂も新設した。

     夕食と朝食は予約制で、身延町特産の甘くて大粒の「あけぼの大豆」や、地元でとれた食材を使った料理が提供される。また、手ぶらで訪れてもバーベキューを楽しめるように道具や食材を用意する。豊かな自然環境を生かして、ホタルの観賞や遊休農地を使った農業体験などのイベントを行う。

     指定管理者のNPO法人「みのぶ観光センター」が運営し、18年度の宿泊者目標は5000人。現在は国の補助金を受けて運営するが、20年度には黒字化を目指す。

     先月31日には竣工しゅんこう式が行われ、望月幹也町長ら関係者約50人が出席して完成を祝った。望月町長は「しだれ桜や身延山久遠寺など、町内には観光資源がたくさんある。この施設に泊まって楽しんでほしい」と話している。

     宿泊は中学生以上は3500円(税別、4人以上の場合)からで、身延町民には割引がある。別途食事代が必要。宿泊の予約はホームページ(https://minobunosato.jp/)か電話(0556・42・3181)で受け付ける。

    2018年02月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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