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    まとめ読み「NEWS通」

    健康に悪い? 「電子たばこ」規制強化の動き

     「電子たばこ」の蒸気から発がん性物質のホルムアルデヒドが検出されたことが、厚生労働省研究班の調査で分かりました。普通の巻きたばこより健康へのリスクが少ないと言われ、若者の間で消費が拡大してきた電子たばこですが、規制を強化する動きが強まっています。

    蒸気からホルムアルデヒド検出

    「電子たばこ」から発がん性物質

     「電子たばこ」の一部の製品の蒸気から、発がん性物質のホルムアルデヒドが検出され、その濃度がたばこを上回ったことが、厚生労働省研究班の調査で分かった。21日の同省の専門家委員会で公表した。同省は今後、電子たばこの健康への影響を詳しく調べる。
     電子たばこは、たばこやペンなどに似せた形の吸引器に溶液を入れて加熱し、様々な味や香りの蒸気を吸い込む。
     国立保健医療科学院の(くぬぎ)田尚樹・生活環境研究部長らが、国内で販売されている9銘柄の蒸気成分を調べた。その結果、2銘柄でホルムアルデヒドが検出され、たばこに含まれる濃度を上回った。(2015年05月22日)

    WHOは有害性を指摘、販売禁止を勧告

    電子たばこ「禁煙効果」、根拠限定的

     【ロンドン=柳沢亨之】世界保健機関(WHO)は26日、消費が急拡大している電子たばこについて、健康への有害性を指摘し、公共施設などでの利用や未成年者への販売を禁じるよう勧告する報告書を発表した。報告書は電子たばこについて、ニコチンなどの有害物質が通常の巻きたばこより少ないとした上で、禁煙効果を示す科学的根拠は「限定的」と指摘し、受動喫煙による第三者の健康被害のリスクも高まるとした。
     このため報告書は電子たばこの製造者に対し、健康上の効果があるとの宣伝や広告などをやめるよう勧告。また、受動喫煙の被害がないと証明されるまでは屋内の公共施設での利用を禁じることや、未成年への販売や自動販売機での販売を認めないことなどを求めた。
     電子たばこは、ニコチンなどを入れた溶液から水蒸気を発生させて吸引する器具。若者らに流行しており、WHOによると、2013年現在、世界で30億ドル(約3100億円)の市場規模となっている。(2014年08月27日)

    「かっこいい」若者に浸透、規制の動き

    電子たばこ論争に火…NY発

    • 電子たばこ専門バーの若者たち(ニューヨークで)
      電子たばこ専門バーの若者たち(ニューヨークで)

     米国や欧州で電子たばこの利用が急速に広がっている。従来のたばこが、健康志向の高まりやたばこ税の増税で敬遠される中、若者たちの間でも流行している。ただ安全面では不明な点も多く、規制や課税の動きが進み始めた。(ニューヨーク 越前谷知子)(2014年05月01日)(→記事へ

    【関連情報】

     +厚生科学審議会(たばこの健康影響評価専門委員会)のページ

     +国内の電子たばこ使用実態(大阪府立成人病センター・田淵貴大課長補佐ほか分担研究報告より抜粋)
     ・48%が電子たばこを知っていた(男性53%、女性43%)
     ・6.6%(少なくとも4.8%)が使用経験あり(男性9.2%、女性4.1%)
     ・約1.3%は習慣的使用あり。

    2015年05月22日 11時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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