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    気象・災害まとめ読み

    最大規模の一時帰島実現…口永良部噴火

    • 口永良部島の新岳火口で、白い水蒸気とともに確認された黒い噴煙(中央部分)(18日午後4時31分頃、鹿児島県・屋久島町で)=気象庁提供
      口永良部島の新岳火口で、白い水蒸気とともに確認された黒い噴煙(中央部分)(18日午後4時31分頃、鹿児島県・屋久島町で)=気象庁提供

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    • 一時帰島のためフェリーに乗り込む口永良部島の島民ら(7日午前6時20分、鹿児島県屋久島町の宮之浦港で)=坂口祐治撮影
      一時帰島のためフェリーに乗り込む口永良部島の島民ら(7日午前6時20分、鹿児島県屋久島町の宮之浦港で)=坂口祐治撮影

    口永良部一時帰島、火山性地震で滞在時間は短縮(2015年07月07日)

     噴火に伴う全島避難が続く鹿児島県屋久島町・口永良部(くちのえらぶ)島の島民65人が7日午前、屋久島の宮之浦港などを町営フェリーと漁船で出発し、一時帰島した。同行した町職員らを含めると、口永良部に上陸したのは約150人。5月29日の爆発的噴火以来、最大規模の帰島となった。(→記事へ

    • 3月25日の新岳の火口付近(鹿児島県・口永良部島で)=気象庁提供
      3月25日の新岳の火口付近(鹿児島県・口永良部島で)=気象庁提供
    • 6月6日の新岳の火口付近、丸で囲んだ部分の形状が変化している(鹿児島県・口永良部島で)=気象庁提供 
      6月6日の新岳の火口付近、丸で囲んだ部分の形状が変化している(鹿児島県・口永良部島で)=気象庁提供 

    口永良部島・新岳で小規模な噴火…噴煙200m(2015年06月19日)
     19日午前9時43分頃、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳(しんだけ)で、小規模な噴火が発生した。口永良部島では、18日にも2度にわたって小規模な噴火が発生しており、2日連続の噴火。気象庁は「引き続き爆発的噴火の恐れがある」として、噴火警戒レベル「5(避難)」を維持して厳重な警戒を呼びかけている。(→記事へ

    火口が噴火で変形、深くなっていることも確認(2015年06月08日)
     鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳(626メートル)について、福岡管区気象台は7日、火口内の北側と南西側が一部消失し、形状が変化しているのを確認したと発表した。「5月29日の爆発的噴火で、火口の縁の一部が吹き飛ばされたか崩落したと推察される」としている。(→記事へ

    口永良部島・新岳の噴火停止…火山灰含まぬ白煙(2015年06月01日)
     気象庁は1日、鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳の噴火が停止したと発表した。ただ今後も規模の大きな噴火が発生する可能性があり、引き続き警戒を呼びかけている。(→記事へ

    • 口永良部島噴火(気象庁提供)
      口永良部島噴火(気象庁提供)

    口永良部島民ら一時帰島…引き続き火山活動活発(2015年06月01日)
     5月29日の爆発的噴火で全島避難した鹿児島県屋久島町・口永良部島の島民や消防団員ら29人が1日午前、同町の屋久島・一湊(いっそう)港を漁船3隻に分乗して出発し、一時帰島した。住宅の戸締まりや火の元、家畜の状況などを確認した。(→記事へ

    噴火「マグマ水蒸気爆発」、避難「年単位も」(2015年05月30日)
     鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳の噴火について、気象庁の火山噴火予知連絡会は30日、火山学者らによる拡大幹事会を開き、マグマが地下水に直接触れて起きる「マグマ水蒸気爆発」との見解をまとめた。地下のマグマの一部しかまだ噴出していないと推定。委員の井口正人・京都大教授は避難が長期化する可能性について「年単位も考えなければならない」と述べた。(→記事へ

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    【発生】

     29日午前9時59分頃、鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳(626メートル)で爆発的噴火が発生した。気象庁によると、噴煙は火口から高さ9000メートル以上に達し、火口の西側に向かって火砕流が発生し、約2キロ離れた向江浜地区の海岸に到達した。同庁は、5段階の噴火警戒レベルを「3(入山規制)」から「5(避難)」に引き上げ、屋久島町は午前10時20分、全島民に避難指示を出した。

     同庁によると、2007年の噴火警戒レベル導入以来、「5」が出されるのは初めて。爆発的噴火は5分程度続き、その後は小規模な噴煙が上がっている。今後も同程度の噴火が起きる可能性があり、厳重な警戒を呼びかけている。(2015年05月29日)(→記事へ

    • 激しく噴煙を上げる口永良部島の新岳(29日午後0時37分、鹿児島県屋久島町で、本社ヘリから)=足立浩史撮影
      激しく噴煙を上げる口永良部島の新岳(29日午後0時37分、鹿児島県屋久島町で、本社ヘリから)=足立浩史撮影
    • 火山灰に覆われた家屋や車(29日午後2時58分、鹿児島県・口永良部島で、本社ヘリから)=足立浩史撮影
      火山灰に覆われた家屋や車(29日午後2時58分、鹿児島県・口永良部島で、本社ヘリから)=足立浩史撮影

    時速115キロの火砕流

    火砕流時速115キロ、70秒で海へ(2015年06月01日)
     鹿児島県屋久島町・口永良部島の新岳で起きた爆発的な噴火による火砕流は、平均時速115キロ・メートルの猛スピードで山を流れ下ったことが31日、福岡管区気象台の計算で分かった。火砕流は噴火から1分あまりの短い時間に、山麓の集落近くを通って海に達していた。(→記事へ

    口永良部島の過去の噴火

     気象庁によると、口永良部島では1841年に新岳が噴火し、多数の死者が出ている。1933年12月から34年1月にかけて噴火が起こり、死者8人、負傷者26人を出した。

     昨年8月3日には1980年9月以来、約34年ぶりに噴火があり、噴煙が800メートル以上に達した。今年3月24~27日には、高温の溶岩などが噴煙や雲を赤く照らす「火映」が観測されていた。

    +口永良部島 有史以降の火山活動(気象庁ウェブサイト)

    警戒レベル

    +口永良部島の噴火警戒レベル(気象庁ウェブサイト、地図あり)

    2015年07月07日 15時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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