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    気象・災害まとめ読み

    全都道府県で揺れ…M8・5小笠原沖地震

     30日午後8時24分頃、小笠原諸島の西方沖を震源とする推定マグニチュード(M)8・5の地震があり、東京都小笠原村(母島)と神奈川県二宮町で震度5強を観測するなど、全都道府県で震度1以上を観測した。首都圏でも交通機関が乱れ、エレベーターがストップした高層ビルでは一時、大勢の人が取り残された。

    • 記者会見する気象庁の中村浩二地震火山部管理課地震情報企画官(5月30日午後10時31分、気象庁で)=吉岡毅撮影
      記者会見する気象庁の中村浩二地震火山部管理課地震情報企画官(5月30日午後10時31分、気象庁で)=吉岡毅撮影

    ・小笠原で震度5強、1都9県で震度4…M8・5

    ・六本木ヒルズ「円描くよう」「降りられるか…」

    震源深く、揺れは遠くへ

     全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかったことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因だ。関東地方の揺れが強かったのは、海底下のプレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せず届きやすかったためとみられる。気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象だと説明している。

    ・日本全国で揺れ、「異常震域」か…小笠原沖地震

    ・小笠原沖M8・5「東日本大震災と違う仕組み」

    緊急地震速報発表されず「現在の技術では限界」

     今回の地震では、テレビや携帯電話などで地震の発生をいち早く知らせる「緊急地震速報」の警報が発表されなかった。気象庁によると、警報は震度5弱以上の揺れをもたらす地震が予想された場合、強い揺れが見込まれる地域に出される。ただ、今回のように震源の深さが150キロ以上の地震では、震源から遠い地域でも強い揺れが伝わることがあり、地域ごとの正確な震度の予測が難しいため警報を発表できないという。(→記事へ)

    2015年05月31日 13時11分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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