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    私も言いたい!「NEWS通」

    「夏休みの宿題は本人がやるべき」が圧倒的…アンケート結果から

     読書感想文や自由研究などの夏休みの宿題を有料で丸ごと請け負う業者に注文が相次いでいるという記事を元に、「夏休みの宿題は本人がやるべき」に賛成か反対かをアンケート調査しました。

     その結果は「本人がやるべき」に賛成が84%、反対が16%で、賛成が反対の約5倍に達しました(7月28日現在)。回答の中には「あまりにも自明すぎて、アンケートをする趣旨が分からない」という意見も複数ありました。

     もっともな意見ですが、出題者としては、この記事を読んだ時、さもありなんと考えたからです。「夏は受験の天王山だ」というスローガンのもと、朝早くから夜遅くまで塾で勉強する受験生の姿を夏休みの電車の中でもよく見かけるからです。「宿題は自分でやるべき」は正論ですが、本音はどうなのだろうと考え、アンケートをお願いした次第です。夏休みの宿題って、そもそもどんな意味と目的があるのか。アンケートには様々な意見が集まりました。

    問題解決能力の育成に有益…賛成派

     「宿題は学校(先生)が判断して生徒に課題としてだしたもの。目的は学力の定着、苦手科目の克服、物事の観察等多々あると思う。しかし、業者に金銭でさせて生徒にそれらは付くのか? 問題解決能力はつくのか? 社会に出て多少の困難に突き当たった時にお金で解決する思考しか浮かばないのではないか?」

     「至極当然!当たり前過ぎて設問設定者の常識を疑いたい」

     「親子のコミュニケーションなどは、別の方法でとるべきで、業者に委託するなどもってのほか。塾の勉強を優先させるなら、(学校の)教師にその旨宣言して、宿題を提出しないくらいの覚悟でやるべき」

     「自分がやるという意見に賛成です。親や業者に委託するのも仕方がないという状況なら、いっそ宿題そのものを()めてしまえばいい」

     「当然、宿題は自分でやるべきものであるが、なぜ今こういうことが起こっているか、考えるべきであろう。旧態依然とした宿題はやめるのが良い。多くの生徒(たち)が塾通いをしている状況で、さらに宿題が必要か? 課題を課すならば、想像力、創造力、推察力、観察力、判断力、実行力などを身につけられるものにすべきであろう」

     賛成票を投じられた方々は、答えが決まっていない問題の解決能力、時間管理能力などが、夏休みの宿題を通じて身につくという意見が大半でした。親が手伝うことに関しては、親子のコミュニーケーションを図るうえから、容認派が多いようです。「業者に丸投げ」はありえないという意見は圧倒的で、勤勉な日本人の縮図のようです。

    受験生は仕方ない…反対派

     「宿題は誰に対して何のためにあるものか。当然、子供本人の学力、知性を伸ばすためにある。そうだとすれば、残念ながら首都圏で普通の公立小中学校に通う学力の高い生徒にとっては、学校の宿題は後回しにするのが正しい選択と言わざるを得ない。親として、塾の勉強や異文化を経験できるサマーキャンプなど、より効果的に本人の学力、知性を伸ばす機会を優先して与えたいと考えるからである」

     「勉強ができない人、勉強の習慣がない人が宿題を第三者に行わせるのは同意できない。しかし、受験をする人や勉強ができる人が宿題を業者に行わせるのはしょうがないと思う。そういう人からしたら学校の宿題なんてレベルが低くて勉強にすらならず時間の無駄。無駄なことを別の方法で効率的に処理するのはビジネスでは当然なこと」

     「学校の宿題自体が、形式的であまりよく考えられていないと思います。教師の側も、自由研究や読書感想文など、一人ひとりの作品を評価する技量や時間的余裕は無いと思います。読書感想文は、どんな本でも構わないという建前ですが、読書感想文コンクールという、子供のためというより、教師の自己満足と評価のためとしか思えないイベントがあり、課題図書が指定されています」

     「学校の宿題はレベルが低く、受験をする人にとっては時間の無駄でしかない。そのようなものに時間を使うのはきわめて非効率。そのため、業者を使うのは当然」

     反対派の方々も、本人が勉強しなくていいと主張しているわけではありません。塾で出される課題をやるだけで精いっぱいという子供たちに、「夏休みの宿題」が本当に必要か考えるべきだという意見です。「業者に丸投げ」という行為は家庭の教育姿勢としておかしいとは大半の人が思うところですが、現実は違っているという意見でした。宿題の内容が形骸化していないかという指摘も考えさせられました。

     さて、みなさんはどう考えますか。アンケートは引き続き受け付け中で、ご意見をお待ちしています(*投稿は1人1回のみです)。

    2015年07月28日 15時39分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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