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    まとめ読み「NEWS通」

    やまぬ蛮行…イスラム過激派による遺跡破壊

     イスラム過激派組織「イスラム国」の支配地域で、また貴重な遺跡が破壊された。今回、破壊されたのは、シリア中部の古代遺跡パルミラにあるバール・シャミン神殿。残虐な処刑などで人々を恐怖に陥れた「イスラム国」は、古代から受け継がれた貴重な文化遺産にも蛮行を繰り返している。

    • シリア中部の古代遺跡パルミラ(資料写真、AP)
      シリア中部の古代遺跡パルミラ(資料写真、AP)

    遺跡破壊続ける「イスラム国」、懸念高まる

     イスラム過激派組織「イスラム国」がシリアやイラクの支配地域での遺跡破壊を続けている。23日には、シリア中部の古代遺跡パルミラにあるバール・シャミン神殿が「イスラム国」に爆破されたことが判明。今後も破壊行為が続くことへの懸念が高まっている。(→記事へ

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    • イラク北部のハトラ遺跡を破壊する「イスラム国」戦闘員。2015年4月に公開された映像より(AP)
      イラク北部のハトラ遺跡を破壊する「イスラム国」戦闘員。2015年4月に公開された映像より(AP)
    • 「イスラム国」によって破壊されたイラク北部モスルの歴史的建造物(AP)
      「イスラム国」によって破壊されたイラク北部モスルの歴史的建造物(AP)

    「イスラム国」とは

     イラク北西部とシリア北部の国境地帯周辺を実効支配するイスラム教スンニ派の過激派組織。3万人以上の戦闘員がいるとされ、中東や欧米などの若者らが流入している。指導者は預言者ムハンマドの後継者「カリフ」を自称するアブバクル・バグダーディ容疑者。2014年6月に一方的に「国家」樹立を宣言した。米主導の有志連合は1年以上にわたり空爆を実施したが、戦力弱体化にはほど遠い。

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     ・「イスラム国」どんな組織?(2015年1月22日)

    蛮行は「イスラム国」以前にも

    • タリバンにより大仏立像が破壊されて、空洞になった高さ55メートルの大仏立像跡(アフガニスタン・バーミヤンで、2001年3月26日撮影)
      タリバンにより大仏立像が破壊されて、空洞になった高さ55メートルの大仏立像跡(アフガニスタン・バーミヤンで、2001年3月26日撮影)

     文化遺産の破壊は「イスラム国」以前にもあった。2001年、当時アフガニスタンを実効支配していたイスラム原理主義勢力タリバンが、仏教遺産として世界的に知られている大仏立像などを破壊した。仏像の破壊は、偶像崇拝を禁じたイスラム法に反するとして、タリバンの最高指導者が命じたものだった。

     参考記事

     ・再建か部分修復か…バーミヤン大仏破壊から7年(2008年7月29日)

     ・大仏立像破壊開始…アフガニスタン(2001年3月2日)

    2015年08月26日 11時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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