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    まとめ読み「NEWS通」

    五郎丸、世界最高峰リーグに挑戦…W杯で高まるラグビー熱

     ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本は目標の8強入りは逃したが、初戦で強豪・南アフリカを破る大金星を挙げ、サモア戦、米国戦にも勝利して3勝をあげる健闘をみせた。4年後の日本大会に向けて、国内のラグビー熱も高まってきた。日本代表の中心選手として活躍した五郎丸歩選手(29)(ヤマハ発動機)は、ラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に挑戦することになった。

    • 記者会見で笑顔を見せる五郎丸選手
      記者会見で笑顔を見せる五郎丸選手

    五郎丸、豪「レッズ」入団へ

     五郎丸選手が5日、静岡県浜松市で記者会見し、「日本の選手として恥じないように、活躍する姿を見せたい」と語った。

     加入するのは、豪州ブリスベーンを本拠地とするレッズ。ワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表が3勝を挙げ、「世界で戦う自信になった」という。SRはニュージーランド、豪州、南アフリカなどのチームによる国際リーグ戦で、日本のシーズン終了後の来年2月26日に開幕する。(2015年11月5日)

    南ア戦が「W杯の最高の瞬間」

     【グラスゴー(英)=風間徹也】国際統括団体ワールドラグビー(WR)の年間表彰式が11月1日、ロンドンで開かれ、ワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本が南アフリカを破った試合が、新設された「W杯の最高の瞬間」として表彰された。

    WRがフェイスブックと提携して行った500万人以上のファン投票で、2003年大会決勝など4候補の中から1位に選出された。大会2日目の9月19日、日本が終了間際に逆転トライを決め、34―32で過去優勝2度の強豪を破った試合は<史上最大の番狂わせ>として称賛されていた。(2015年11月2日)

    (→記事へ)

    ニュージーランドが史上初2連覇

     【ロンドン=帯津智昭】ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会は10月31日、ロンドン近郊のトゥイッケナム競技場で決勝が行われ、ニュージーランド(世界ランキング1位)が豪州(同2位)を34―17で破った。

     大会2連覇と3度目の優勝は、8回目の大会で初の記録となった。

     2019年の次回大会は日本で開催される。(2015年11月1日)

    ラグビーW杯、日本8強逃す

     英国で開催中のラグビー・ワールドカップ(W杯)で、日本代表は目標としていた8強入りを逃した。10月11日(現地時間)に行われた米国戦で3勝目を挙げたが、2位のスコットランドに届かなかった。

     今大会、日本は9月19日に行われた初戦で強豪・南アフリカを破る大金星を挙げ、注目を集めた。続くスコットランド戦は敗れたものの、10月3日のサモア戦は26―5で快勝。グループリーグ最終戦となる米国戦は28―18と有終の美を飾った。

     国際統括団体のワールドラグビーは12日、最新の世界ランキングを発表し、W杯を3勝1敗で終えた日本は11位から10位に浮上した。1位ニュージーランド、2位豪州は変わらなかった。(2015年10月12日)

    米国に勝利…有終の3勝目

    • 前半、トライを決める松島(10月11日)=佐々木紀明撮影
      前半、トライを決める松島(10月11日)=佐々木紀明撮影

     【グロスター(英)=林宏和】ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で11日、日本(世界ランキング10位)は米国(同16位)を28―18で破った。

     すでにグループリーグB組3位での敗退が決まっていたが、3勝目(1敗)で大会を締めくくった。(→記事へ)

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    日本8強逃す(2015年10月11日)

    サモアに26-5…W杯で2勝は初

    • サモアを破り、詰めかけたラグビーファンと勝利を祝う日本代表の選手たち(10月3日、英ミルトンキーンズで)=佐々木紀明撮影
      サモアを破り、詰めかけたラグビーファンと勝利を祝う日本代表の選手たち(10月3日、英ミルトンキーンズで)=佐々木紀明撮影

     【ミルトンキーンズ(英)=林宏和】ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会は3日、グループリーグB組の日本代表(世界ランキング12位)が、サモア(同11位)に26―5で快勝した。

     日本は初戦の南アフリカ戦に続く勝利で2勝1敗とし、勝ち点を8に伸ばした。日本がW杯で1大会に2勝するのは初めて。W杯通算成績は、3勝2分け22敗となった。(→記事へ)

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    五郎丸キック16得点(2015年10月4日)

    日本を支える10人の外国出身選手

     ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で奮闘を続ける日本代表は10月3日、サモアとのグループリーグB組3戦目に臨む。南アフリカを破る健闘を見せるチームを強力に支えているのが、10人の外国出身選手だ。

    • スコットランド戦で突進するマフィ(中央)(9月23日、ロイター)
      スコットランド戦で突進するマフィ(中央)(9月23日、ロイター)

     頼れるパワー「最高の仲間」

     ラグビーの代表チームが<混成軍>となっているのは、3年間居住するなどの条件を満たせば、他の代表経験がない限り代表資格を得られる国際統括団体ワールドラグビーの規定があるため。今回の日本は31人中、主将のリーチら5人が帰化選手で、マフィら5人が外国籍だ。

     ナンバー8のツイは、ニュージーランド(NZ)から帝京大に留学した。「父親にはオールブラックス(NZ代表)の願いがあって反対されたけど、新しい人生の扉を開きたい」と日本の土を踏んだ理由を説明する。「ハードワークする姿勢を見て、同じようになりたいと思った」と、日本人選手の姿に感銘を受け、昨年、日本国籍を取得した。

     NZ出身のブロードハーストは2009年度から6季を日本で過ごしている。母国代表の夢を捨てて日本代表を選んだ理由を「W杯は人生一度きりの経験。仲間たちと一緒にプレーしたかったので難しい決断ではなかった」と語る。

     トンプソンはW杯3度目の出場で、関西弁を巧みに操る。10人のうち7人はパワーが重視されるFWで、マフィやリーチが見せる力強いタックルなどその存在はチームの要とも言える。

     ただ、日本では代表資格のルールが広く理解されておらず、外国出身選手が含まれることに賛否両論がある。五郎丸(ヤマハ発動機)はツイッターで「母国ではなく、日本を選んで戦ってくれる最高の仲間。これがラグビー」と記した。

     「この大会を通して理解が進んでほしい。(日本開催の)19年大会に向けてクリアしないといけない問題だ」と訴える。サウが「日本ラグビーの歴史を作る一部になれるのは光栄」と力を込めるように、サモア戦でも「日本のために」奮闘する姿が見られるはずだ。(英ウォリック 中安真人)

    ・ノンフィクションライター・松瀬学さんの寄稿「ラグビーW杯を15倍楽しむ観戦術」こちら

     ラグビーW杯とは

     4年に1度開かれるラグビーで世界最高峰の国際大会。国際統括団体「ワールドラグビー」が主催し、1987年に第1回大会が行われた。サッカーW杯、夏季五輪に次ぐ規模のスポーツイベントとされる。日本は過去7大会いずれもグループリーグで敗退。次回2019年大会は日本がアジア初の開催地となる。

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    際立つエディー・ジョーンズHCの手腕

    • エディー・ジョーンズ氏(2011年12月撮影)
      エディー・ジョーンズ氏(2011年12月撮影)

     日本代表を率いるヘッドコーチ(HC)は、元豪州監督でトップリーグ・サントリーの監督を務めていたエディー・ジョーンズ氏。2012年4月から日本代表の指揮をとっています。任期は今回W杯終了までです。

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    ・ノンフィクションライター・生島淳さんの寄稿「E・ジョーンズ、一切の妥協を許さぬ『完璧主義者』」はこちら

    「史上最大の番狂わせ」…南アフリカ戦

     9月19日、日本代表は、過去2度の優勝経験を持つ世界ランキング3位の南アフリカに34―32で逆転勝ちし、グループリーグB組初戦を白星で飾った。

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    痛恨、疲労抜けずミス連発…スコットランド戦

     9月23日、グループリーグB組の日本代表(世界ランキング11位)は古豪スコットランド(同12位)に10―45で大敗した。初戦で南アフリカから金星を挙げたのに続く連勝はならず、1勝1敗となった。

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    <リンク>

    公益財団法人日本ラグビーフットボール協会

    五郎丸選手のツイッターから

    2015年11月13日 10時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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