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    男性はご注意!妻の2人に1人が離婚を考えるとき

    • 無残な夫婦にならないように
      無残な夫婦にならないように

     「地震のときに自分だけ逃げた」「休日のお出かけの約束を忘れた」「酔っ払って散らかしたまま後片付けをしない」――。こんな夫婦間に生じる無礼が日常茶飯事でも、うちの奥さんは優しいから大丈夫なんて思い込んでいる男性はご注意。怒りの感情をコントロールする重要性を啓発する団体の日本アンガーマネジメント協会(東京都港区)の調査によれば、こうした夫の態度にイライラし離婚を考えたという妻が、2人に1人いるというのだ。

     調査は5月20、21日の2日間、全国の既婚男女(20~59歳)を対象にインターネットで実施。516人から回答を得た。

     夫婦間のいさかいで、「イライラした際、離婚を考えたことがありますか?」の質問に対して、女性は49.0%が「ある」と回答。一方、男性で「ある」と回答したのは30.3%にとどまった。女性のイライラは、夫婦の危機である離婚に直結しやすい“赤信号”なのだ。

     なぜ、男女で差があるのか。どうやら、「そのイライラを相手に伝えたか」「伝えられたときにきちんと対応したか」という対処法も少なからず影響してくるようだ。「パートナーへのイライラをどのように伝えますか」という問いで、男性の51.4%が「(相手に)伝えず、自分の中で処理する」と答えたのに対し、女性は58.2%が「パートナーに直接話す」と回答した。よく言われることだが、コミュニケーションの仕方が男女で食い違っているのだ。

     男性が怒りを言葉にしない理由については、次のような意見があった。

     「火に油を注ぐことになりかねない」
     「いちいち言わなくてもわかってもらえる」
     「言葉にするとかえってこじれる」

     女性は、こうした男性の姿勢に対して批判的だ。

     「なにを考えているのかわからない」
     「怒っているのに真剣に受け止めていない」

     イラッとした妻につい距離を置き、そのうち機嫌を直すだろうと思い込みたい夫。かたや、妻はさらにイライラを募らせ、離婚を考え始める、という構図が見えてくる。

     夫婦のなんともしがたいすれ違いについて、同協会の安藤俊介代表理事は「夫婦間に生じた価値観の違いは、時間がたつにつれてさらに溝が深まり、埋めがたいものになる危険がある。特に男性は普段からささいなことでも意識的に言葉にして伝える努力をしたほうがいい。そうすれば円満な夫婦関係が築けるでしょう」とアドバイスしている。

     また、同時に調査した「パートナーによく怒っていそうな著名人夫婦」ランキングでは、タレントの藤本敏史・木下優樹菜が1位に選ばれた。流行の「年の差夫婦」だが、「かかあ天下」ぶりが話題のようだ。

     怒るのも怒られるのも気持ちのいいものではないが、イライラした気持ちを口に出せず……、ため込んだ怒りのマグマが爆発するほうが恐ろしいことになるかもしれない。

     

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    2016年06月03日 07時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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