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    オートファジーでノーベル賞…大隅良典さん授賞式

     細胞が自らたんぱく質などを分解し、再利用する「オートファジー」(細胞の自食作用)の仕組みを発見し、ノーベル生理学・医学賞に決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん。授賞式に出席するため訪れたスウェーデンでの様子をお伝えします。(日時は原則として現地時間)

    ・授賞式の動画はこちらから。

    東工大が「大隅基金」創設へ

    10日午後…華やかに晩さん会

    10日午後…えんび服と着物で授賞式会場へ

    10日午前…小雪舞う授賞式当日の朝

    9日午前…貸衣装屋にサイン

    8日午後…夫婦で会見、「記念講演は80点」

    • 妻の万里子さん(左)とともに記者会見に臨む東工大の大隅良典栄誉教授(8日、ストックホルムで)=関口寛人撮影
      妻の万里子さん(左)とともに記者会見に臨む東工大の大隅良典栄誉教授(8日、ストックホルムで)=関口寛人撮影

     【ストックホルム=前村尚、三井誠】ノーベル生理学・医学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は8日午後(日本時間8日夜)、ストックホルムのホテルで夫婦そろって記者会見した。

     妻の万里子さん(69)は10日午後(日本時間11日未明)の授賞式について、「素晴らしい席に出るのは苦手だが、世界から注目されるということで、着物を新調した」と明かし、「皆様の前で転んだりしないようにと思っている」と話した。

     一方、大隅さんは7日の記念講演について「80点」と自己採点し、「私らしい講演になった。自分なりには言いたいことを言えた」と振り返った。

    8日午前…ノーベル博物館でイスにサイン

    7日午後…記念講演で「科学を文化的活動の中核に」と力説

    6日夕…「初めてなので」えんび服のサイズ調整

     【ストックホルム=三井誠】今年のノーベル生理学・医学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は6日夕(日本時間7日未明)、スウェーデン・ストックホルム市内の老舗の紳士服店を訪れ、10日の授賞式で着るえんび服のサイズを調整するなど準備を進めた。

     えんび服は貸衣装で、店から出て報道陣から感想を問われた大隅さんは「初めてなので」と戸惑い気味に話していた。

    6日朝…「頑張ります」ストックホルムに到着

     【ストックホルム=三井誠、前村尚】ノーベル生理学・医学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)が6日朝(日本時間6日夕)、授賞式が開かれるスウェーデンのストックホルムに到着した。

     黒いコート姿の大隅さんは、ノーベル財団が用意した車で宿泊先のホテルに着くと、出迎えた関係者に笑顔であいさつし、報道陣に向けて「ようやく着きました。これから頑張ります」と話した。

    大隅さんのメダル、熟練職人が磨き上げた逸品

    • ノーベル・メダルを製造するスウェーデン南部の工場(5日、スウェーデン・エスキルストゥーナ市で)=関口寛人撮影
      ノーベル・メダルを製造するスウェーデン南部の工場(5日、スウェーデン・エスキルストゥーナ市で)=関口寛人撮影

     【ストックホルム=前村尚】ストックホルムで開かれるノーベル賞の授賞式で、スウェーデン国王から受賞者に授与される金のメダル。

     同国南部の町工場で熟練の職人が2か月かけて磨き上げた逸品だ。10日夜(日本時間11日未明)、生理学・医学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)に手渡される。

     直径6・6センチのメダルは、18金製で表面に24金のメッキを施され、重さ175グラム。昨年、生理学・医学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授(81)は、受賞直後に「本当に美しくて重い」と感想を漏らした。(→記事へ)

    関連リンク

    ・大隅教授の研究成果や経歴などを掲載した東京工業大学の特設ページ

    ・【深読みチャンネル】日本人は独創的―大隅さんノーベル賞単独受賞の訳

    • スウェーデン大使公邸で開かれた祝賀会で、笑顔を見せる東京工業大の大隅良典栄誉教授夫妻(11月23日、東京都港区で)=関口寛人撮影
      スウェーデン大使公邸で開かれた祝賀会で、笑顔を見せる東京工業大の大隅良典栄誉教授夫妻(11月23日、東京都港区で)=関口寛人撮影

    2016年12月12日 13時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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