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    北朝鮮がミサイル発射~今年11回目

     韓国軍合同参謀本部は4日、北朝鮮軍が同日午前9時40分頃、北西部の平安北道(ピョンアンプクト)から日本海に向け、弾道ミサイルを発射したと発表しました。ミサイルは約40分飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したとみられます。北朝鮮のミサイル発射は6月8日以来で、今年に入って11回目です。度重なる北朝鮮のミサイル発射をまとめました。

    北「ICBM発射に成功」…TVで特別重大報道(7月4日)

     北朝鮮の朝鮮中央テレビは4日、特別重大報道で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の発射に「成功した」と報じた。

    北が弾道ミサイル発射、日本海EEZ内に落下か(7月4日)

    • 北朝鮮によるミサイル発射を受け、記者会見する菅官房長官(4日午前10時28分、首相官邸で)=武藤要撮影
      北朝鮮によるミサイル発射を受け、記者会見する菅官房長官(4日午前10時28分、首相官邸で)=武藤要撮影

     ミサイルは約40分飛行して、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下したとみられる。韓国軍合同参謀本部は、約930キロ・メートル飛行したと発表した。

     北朝鮮の弾道ミサイルがEEZ内に落下するのは5回目で、5月29日以来。弾道ミサイル発射は今年10回目となる。6月8日には地対艦巡航ミサイル数発を発射している。

     防衛省はミサイルの種類などについては分析中だが、自衛隊幹部は「相当高度が高いのは間違いない」と述べ、通常高度より高く打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射した可能性を指摘した。

     菅官房長官は4日午前の記者会見で、航空機や船舶への被害は確認されていないと発表。「度重なる挑発行為を断じて容認することはできない」として、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重抗議したことを明らかにした。

     政府は4日午前、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開き、情報の分析を進めた。

    • 北朝鮮によるミサイル発射を受け、記者団の質問に答える安倍首相(4日午前10時51分、首相官邸で)=菅野靖撮影
      北朝鮮によるミサイル発射を受け、記者団の質問に答える安倍首相(4日午前10時51分、首相官邸で)=菅野靖撮影

     NSC終了後、安倍首相は首相官邸で記者団に対し、「ミサイル発射の強行は、度重なる国際社会の警告を無視するものだ。さらに(北朝鮮の)脅威が増したことを明確に示す。強固な日米同盟の下、高度な警戒態勢を維持しながら万全を尽くしていく」と述べた。

     日本政府は、日本の領土・領海に届く可能性はないと判断し、全国瞬時警報システム「Jアラート」は使用しなかった。自衛隊の迎撃措置も取られていない。

     首相は、7、8日にドイツで開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議にあわせ、トランプ米大統領、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と日米韓首脳会談を行い、北朝鮮の核・ミサイル開発問題での連携を確認したい考えだ。

     北朝鮮情勢を巡っては、米国が6月29日、北朝鮮と違法な取引を行っているとして中国の銀行や企業などへの金融制裁を実施した。翌30日にはトランプ氏と文氏の初の首脳会談で米韓同盟の強化を確認。7月3日の安倍首相とトランプ氏との電話会談でも北朝鮮への圧力を強化することで一致した。ミサイル発射には、こうした動きに反発する意図があるとみられる。

    正恩氏にトランプ氏「ほかにやることないのか」(7月4日)

     トランプ米大統領は3日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、ツイッターで「中国は北朝鮮によりいっそうの働きかけをし、この意味のないことを終わらせるだろう」と書き込み、北朝鮮経済の生命線を握る中国が、北朝鮮に影響力を行使することを求めた。

     トランプ氏は北朝鮮のミサイル発射について「(金正恩朝鮮労働党委員長は)ほかにもっとやることはないのか」と批判した上、「韓国も日本もこれ以上我慢するとは思えない」と述べ、日米韓で連携して対応していく姿勢を示した。

    ミサイル避難 広報強化…新聞広告やテレビCMで(6月24日)

     政府が、北朝鮮情勢の緊迫化を踏まえ、弾道ミサイル発射時の避難方法に関する広報活動に力を入れている。緊急時の具体的な対応策を幅広く周知することで、国民が迅速に対応できるようにするとともに、正確な情報を提供することで、過剰な反応による混乱を抑制する狙いがある。

     政府は23日付読売新聞朝刊などに、避難方法を紹介する広告を掲載した。25日までに全国70紙に同様の広告を載せる。テレビCMも23日から始め、26日~7月9日にはインターネットの大手検索サイトにも広告を掲載する。

     広告では、ミサイルが日本に落下する恐れがある場合、全国瞬時警報システム「Jアラート」で緊急情報が流れることを説明。その上で、〈1〉頑丈な建物や地下に避難する〈2〉建物がない場合は物陰に身を隠すか地面に伏せて頭を守る〈3〉屋内の場合は窓から離れるか窓のない部屋に移動する――などの避難行動を呼びかけた。

    北朝鮮が発射したミサイル

    2017年
    7/4 弾道ミサイル発射
    6/8 日本海に向け、地対艦ミサイル数発を発射
    5/29 弾道ミサイル発射。日本のEEZ内に落下
    5/21 弾道ミサイル発射。日本のEEZ外に落下。北極星2型か →成功。実戦配備を指示
    5/14 弾道ミサイル「火星12」を発射。日本のEEZ外に落下。防衛省は高度2000キロを超えたと推定→通常角度で発射した場合、射程は約4500~5000kmに →射程伸ばす。弾頭の大気圏再突入に成功したとの報道も
    4/29 弾道ミサイル発射。失敗。北極星2型か
    4/16 弾道ミサイル発射。失敗
    4/5 弾道ミサイル発射。失敗
    3/22 弾道ミサイル発射。失敗
    3/6 中距離弾道ミサイル「スカッドER」(射程約1000km)と推定される4発を発射。うち3発が日本のEEZ内に落下 →命中精度向上
    2/12 新型弾道ミサイル「北極星2型」を日本海に発射 →固体燃料を使用し移動式発射台からの発射に成功。即応力、奇襲力高める
    2016年
    9/5 中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300km)3発発射。約1000km飛行し、日本のEEZ内に落下 →移動式発射台から連続発射し、ほぼ同地点に落下。奇襲能力、命中精度向上
    8/24 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射。約500km飛行 →SLBM最低射程の300kmを初めて超える
    6/22 中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500~4000km)と推定される2発を発射。1発は150km飛行し空中爆発。もう1発は400km飛行 →初成功
    4/23 SLBMを発射
    2/7 長距離弾道ミサイル「テポドン2改良型」発射

    北、地対艦ミサイル数発を発射か…日本海に向け(6月8日)

     高度は最高で約2キロ・メートル、飛行距離は約200キロ・メートルだった。韓国国防省関係者は本紙に「少なくとも3発発射した」と述べた。

     北朝鮮のミサイル発射は4週連続。国連安全保障理事会が2日に採択した追加制裁決議や、原子力空母2隻を日本海に派遣し、日本の海上自衛隊と共同訓練を行った米国をけん制する狙いがあるとみられる。

     北朝鮮軍の地対艦巡航ミサイルには中国の「シルクワーム」を改良した「KN―01」がある。韓国の専門家は従来の射程約120~160キロ・メートルを大きく上回ったため、「新型の可能性がある」と述べた。その上でこのミサイルは、平壌で4月15日に行われた金日成(キムイルソン)主席生誕105年記念の軍事パレードに登場したものと分析した。

    弾道でなく地対艦ミサイル、官邸緊急参集見送り(6月8日)

    • 記者会見する菅官房長官(8日午前11時39分、首相官邸で)
      記者会見する菅官房長官(8日午前11時39分、首相官邸で)

     菅官房長官は8日午前の記者会見で、北朝鮮のミサイル発射について、「我が国の安全保障に影響を与えるものではない。我が国の領域や排他的経済水域(EEZ)に落下するようなミサイルは確認されていない」と述べた。

     政府は7日の時点でミサイル発射の兆候をつかみ、安倍首相が首相官邸に隣接する首相公邸に宿泊するなど緊急時に備えていたが、弾道ミサイルではなく短距離の地対艦ミサイルだったため、首相官邸への幹部の緊急参集は見送った。

    国連安保理、北制裁決議を採択…中露も賛成(6月3日)

    • 2日、ニューヨークの国連本部で、北朝鮮への制裁決議を採択する安全保障理事会(AP)
      2日、ニューヨークの国連本部で、北朝鮮への制裁決議を採択する安全保障理事会(AP)

     国連安全保障理事会は2日午後(日本時間3日朝)、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を強く非難し、ミサイル開発などに関与した疑いのある北朝鮮の14個人4団体に渡航禁止や資産凍結の制裁を科す決議を全会一致で採択した。

     制裁に慎重姿勢を示してきた中国やロシアも賛成した。安保理による北朝鮮への制裁決議は昨年11月以来となる。

    首相「圧力、さらに強化を」…安全理制裁決議(6月3日)

     安倍首相は3日午前、国連安全保障理事会が北朝鮮への新たな制裁決議を採択したことを評価した上で、「圧力をさらに強化すべく、引き続き関係国と緊密に協力していく」とのコメントを発表。

     「北朝鮮に対し、一連の安保理決議を厳格かつ全面的に実施し、さらなる挑発行動を行わないよう強く求める」と強調した。

    米軍、初のICBM迎撃実験に成功…北をけん制(5月31日)

    • 30日、米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射された迎撃ミサイル(AFP時事)
      30日、米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から発射された迎撃ミサイル(AFP時事)

     米国防総省ミサイル防衛局は30日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を同日、初めて実施し、成功したと発表した。北朝鮮が米本土を攻撃可能なICBMの開発に向け技術力を高める中、米軍のミサイル防衛能力の高さを誇示し、けん制する狙いがある。

    海自、「ロナルド・レーガン」と共同訓練で調整(5月31日)

     米CNNテレビなどは30日、米原子力空母「ロナルド・レーガン」と「カール・ビンソン」が31日にも、日本海で合同演習を開始すると報じた。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、軍事的圧力をかける狙いがあるとみられる。

    「目標に7mの誤差で正確に命中」…北が報道(5月30日)

     北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、精密制御誘導システムを導入した新たな弾道ミサイルの試験発射に成功したと報じた。「目標点に7メートルの誤差で正確に命中した」と主張している。事実なら精度が大幅に向上したことになる。

     同通信は、日時や場所には触れなかったが、北朝鮮軍が29日に発射した弾道ミサイルを指すとみられる。

    北ミサイル、圧力強化へ米などと調整…政府(5月30日)

     北朝鮮は29日朝、同国東岸から弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

     ミサイル発射は今月14、21日に続いて3週連続で、今年に入り9回目。EEZ内への落下は4回目で3月6日以来となる。日本政府は29日、北朝鮮に厳重な抗議を伝えるとともに、さらなる制裁を含めた圧力強化のため、米国など関係国との調整に着手した。

    北ミサイル発射、日本海のEEZに落下(5月29日)

    • 北朝鮮のミサイル発射を受けて記者の前で話す安倍首相(29日午前7時34分)
      北朝鮮のミサイル発射を受けて記者の前で話す安倍首相(29日午前7時34分)

     北朝鮮は29日午前5時40分頃、同国東部の元山ウォンサン付近から弾道ミサイル1発を発射し、日本海の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

     韓国軍によると、約450キロ・メートル飛行し、弾道ミサイル「スカッド」系列と推定。米太平洋軍は、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射し、6分間飛行したと発表した。北朝鮮による弾道ミサイル発射は今月21日に続くもので、今年に入って9回目。EEZ内への落下は今年3月6日以来となる。

     付近を通過する航空機や船舶などへの被害は確認されていない。迎撃措置はとらず、全国瞬時警報システム「Jアラート」は使用しなかった。

     26、27日にイタリアで開かれた主要国首脳会議(タオルミーナ・サミット)では、首脳宣言に北朝鮮を「新たな段階の脅威」と位置づけ、圧力強化を確認した。今回の発射は北朝鮮がこうした動きに抗議の意思を示したとみられる。

     政府は首相官邸で国家安全保障会議(NSC)4大臣会合を開き、情報の集約と分析を進めた。これに先立ち、安倍首相は29日朝、首相官邸で記者団に「北朝鮮が国際社会の度重なる警告を無視し、挑発を続けていることは断じて許すことができない」と強調。「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取っていく。国際社会と連携しながら、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す」と述べた。

     菅官房長官は29日朝の緊急記者会見で、「航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為で、国連安保理決議への明白な違反だ。北朝鮮に厳重に抗議し、最も強い表現で非難した」と述べた。

    ◆EEZ(Exclusive Economic Zone)

     沿岸12カイリ(約22キロ・メートル)以内に設けられた「領海」の外側で、かつ沿岸から200カイリ(約370キロ・メートル)以内の範囲にある海域。国連海洋法条約では、漁業や天然資源の掘削、科学的調査などの活動について、沿岸国が優先的に行えるとしている。外国船は自由に航行できる。EEZの外側は公海で、全ての国に開放されている。

    北ミサイル、圧力強化へ米などと調整…政府

     北朝鮮は29日朝、同国東岸から弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。ミサイル発射は今月14、21日に続いて3週連続で、今年に入り9回目。EEZ内への落下は4回目で3月6日以来となる。日本政府は29日、北朝鮮に厳重な抗議を伝えるとともに、さらなる制裁を含めた圧力強化のため、米国など関係国との調整に着手した。

     安倍首相は29日の参院本会議で「国際社会と緊密に連携しながら、国民の安全確保に万全を期す」と強調した。岸田外相は同日、ティラーソン米国務長官と電話会談し、圧力強化に慎重な中国やロシアへの働きかけを進める方針を確認した。

    北、「きわめて異例の」米空母2隻態勢に対抗(5月29日)

     北朝鮮が29日朝、3週連続の弾道ミサイル発射に踏み切ったのは、空母の展開で圧力を強める米トランプ政権をけん制する意味が大きい。

     韓国軍は今回発射されたミサイルは、実戦配備済みの「スカッド」系列とみている。米軍は6月上旬から原子力空母「カール・ビンソン」と「ロナルド・レーガン」を2隻同時に朝鮮半島周辺に展開する構えで、北朝鮮は米国の圧力に対抗する姿勢を示したと言えそうだ。

     「カール・ビンソン」は4月末から朝鮮半島周辺に展開し、自衛隊や韓国軍とそれぞれ合同訓練を実施している。横須賀(神奈川県)を母港とする「ロナルド・レーガン」が加われば、朝鮮半島周辺に空母2隻が同時に展開する「きわめて異例の事態」(軍事筋)となる。

     動画は5月16日、米海軍横須賀基地を出港した米原子力空母「ロナルド・レーガン」(読売ヘリから)

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    2017年07月04日 15時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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