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    まとめ読み「NEWS通」

    藤井聡太四段、歴代単独1位の29連勝達成

     将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)は6月26日、竜王戦の本戦で増田康宏四段(19)に勝利し、連勝記録を歴代最多の「29」に伸ばしました。神谷広志八段が1986年度から87年度にかけて作った28連勝の記録を抜いて歴代単独1位となりました。これまでの藤井四段の足跡を振り返ります。(肩書や年齢などは当時)

    29連勝、新記録を樹立…(2017年6月26日)

    • 新記録となる29連勝を決め、感想を述べる藤井聡太四段(26日午後9時31分、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で)=飯島啓太撮影
      新記録となる29連勝を決め、感想を述べる藤井聡太四段(26日午後9時31分、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で)=飯島啓太撮影

     将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)は26日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた竜王戦(読売新聞社主催)の本戦(決勝トーナメント)1回戦で、増田康宏四段(19)と対局。

     91手で勝利し、公式戦29連勝の新記録を達成した。

     増田四段は昨年の新人王戦で優勝した若手の実力者。現在の将棋界で10代のプロ棋士は、藤井四段と増田四段の二人だけだ。午前10時に始まったこの日の対局は、難解な中盤を乗り切った藤井四段が、得意の終盤で見事な決め手を見せ、勝ちを呼び込んだ。

    単独1位「特別な感慨」…快挙にも穏やか、神妙

     26日の竜王戦(読売新聞社主催)本戦1回戦で、30年ぶりとなる公式戦29連勝の新記録を成し遂げた藤井聡太四段(14)。

     中学3年生、将棋界の最年少棋士による前例のない快挙に将棋ファンのみならず、日本中が沸き立った。それでも本人はいつもながらの淡々とした様子で、次の目標となる最年少タイトル獲得記録(18歳)の更新に向けた新たな挑戦を前に気を引き締めている。

     「実力を高めてタイトルを狙う棋士になりたい。これだけ注目していただいてプレッシャーはあるのですが、なるべく自然体で指すように心がけています」

     増田康宏四段(19)を91手で下した藤井四段は終局後、記者会見し、神妙な面持ちで感想を話した。「単独1位になれたというのは、自分でも特別な感慨というか、今までと違った喜びがあります」。その表情はいつものように穏やかだった。

     対戦相手の増田四段は19歳。現在の将棋界では2人しかいない、10代のプロ棋士のひとりだ。今年に入ってインターネットテレビ局の非公式戦で藤井四段に敗れていたこともあり、「絶対に勝つ」という強い気持ちで対局に臨んだが、持ち味の攻めを出せなかった。

     増田四段は「序盤はうまくいったかと思ったが、攻めが厳しかった。(藤井四段は)中終盤が強かった」と対局を振り返った。

    2017年06月27日 12時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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