|
制約少なく運用成績直結
海外で円資産などに投資する円建て外国投資信託が、昨年12月の規制緩和を受けて、登場する。投資の制約が少ない海外で運用されるため、特徴ある投信商品が増える可能性も高い。
外貨建ての外国投信は、為替相場が乱高下すれば円換算の資産残高も大幅に増減する。しかし、円建てだと投資家は為替変動に神経をとがらせることなく、商品の運用成績をより反映した収益を得ることができる。
興銀証券が代行会社となって、KOBE証券など7社は22日から24日まで、共同で円建て外国投信「アクセル」の初回募集を行う。50口(1口は1万円)から申し込みでき、設定から3か月経過すれば以降は週ごとの解約、買い付けが可能だ。英国の資産運用会社「ED&F Man社」が資産の70−90%程度をユーロ市場などで比較的リスクの低い円建ての有価証券に投資し、その他を世界の金利、商品などの先物に分散投資する。元本保証はない。
スイスに本拠を置くUBSグループが運用し、第一証券など国内6社が扱う「パラダイム・ファンド―シリーズ1」は日本の平均株価(225種)と連動している。一口1万円(申し込みは10口単位)のファンドを23日に設定する。3年後の1口当たり純資産価格を1万3000円に定め、投資家が得る収益も原則30%が上限だ。資産を担保に外国の金融機関とオプション取引などを行い、平均株価が下落した場合でも下落幅が一定範囲ならば元本を確保する仕組みだ。(1999/02/16)
|