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◆初心者向けファンドも◆
最近は株式投資信託が一般的になってきたとはいえ、まだまだ日本の家計が株式投信などのリスク商品を保有する割合は少ない。日銀の調べでは、二〇〇〇年九月末現在の家計資産約千三百八十四兆円のうち、投資信託の割合は三十三兆九千億円で全体の2・4%を占めるに過ぎない。アメリカの11・9%と比べても格段に少ない。 証券広報センターの調査によると、投信を保有していない家庭は、購入しない理由として「興味がない」「仕組みや性格がよく分からない」「少額では購入しづらい」などを多く挙げている。投資信託の商品性がよく理解されていないのが現状だ。ただ、株式や投信を保有していない家庭でも45%は「証券知識の習得が必要だと思う」と考えており、投資教育に対する潜在的なニーズは高そうだ。 安田ペインウェバー投信の投資入門ファンド「初(はじめ)くん」は、投資知識を身に着けたいと考える初心者向けの投資教育ファンドだ。ごく一般的な追加型日本株式ファンドだが、初めて投信を購入する人を想定して作られているため、様々な付加サービスがあるのが特徴だ。 購入すると、投資の基本をイラストを多用して易しく説明した冊子や、株式投資の方法を疑似体験できる銘柄選定キットがもらえる。キットを使うと、自己資本利益率(ROE)などの尺度によって、選定銘柄がどう変わるか理解しやすい。また、株式運用ゲームへの参加や、はがきや電子メールによる疑問点の質問も可能。運用報告書も新聞形式で読みやすくなっている。 投資信託を活用する確定拠出年金の登場などで、投信は身近な商品に変わるとみられるが、同投信の小野沢実常務は「日本の投資教育は遅れている。投資教育は未来の顧客を育てる観点からも重要で、証券業界の社会的使命といえる」と語る。
銘柄選定に使われる主な投資尺度
PBR (株価純資産倍率) |
株価を一株当たり純資産で割った倍率。低いほど資産に比べ株価が割安。 |
ROE (自己資本利益率) |
自己資本に対する税引き後利益の割合。高いほど資金を有効に使い収益力が高い。 |
PER
(株価収益率) |
株価を一株当たり利益で割った倍率。低いほど利益に比べ株価が割安。 |
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2001年02月26日 )
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