年金そこが知りたい

年金が入金されないのは?

 Q 二か月に一度振り込まれるはずの年金が、期日を過ぎても入金されていません。なぜでしょうか。(川崎市 K・Y 62歳)

 A 年金が入金されていない原因として、社会保険庁に「現況届」を提出していなかったことが考えられます。

 厚生年金などを受給している人は年一回、誕生日の属する月(誕生月)に現況届を提出することになっています。年金受給者が生存していて、引き続き年金を受ける権利があるかどうかを確認するための書類です。

 誕生月の月初めまでに、社会保険業務センターから用紙が郵送されてきます。この用紙に住所、氏名などの必要事項を記入し、誕生月の月末までに届くように返送します。

 この現況届を期限までに提出しないと、年金の支払いが一時的に停止されます。現況届を提出すれば、停止されていた分は二か月ほどで支給されます。

 現況届が郵送されてこない時、または紛失してしまった場合には、最寄りの社会保険事務所の窓口に現況届の用紙が備え付けられていますので、それを使って提出してください。国民年金を受け取っている人の現況届は、市区町村の国民年金の窓口にもあります。

 住所などが変わった場合には、変更の届け出をしておかないと現況届が郵送されないことがありますので、注意が必要です。

 ただ、現況届を出す必要のないケースもあります。年金支給の決定を受けてから一年たっていない場合や、年金の全部が支給停止になっている場合などです。そういうケースでは、現況届の用紙は送られてきません。(社会保険労務士東海林正昭)

( 2001年02月27日 )


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