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    「鉄博」運営、台湾にノウハウ提供へ

    • 博物館の建設が計画されている台北機廠の跡地(台湾・台北市で)=鉄道博物館提供
      博物館の建設が計画されている台北機廠の跡地(台湾・台北市で)=鉄道博物館提供
    • さいたま市の鉄道博物館内でも人気が高いヒストリーゾーンの展示
      さいたま市の鉄道博物館内でも人気が高いヒストリーゾーンの展示

     台湾・台北市の鉄道車両工場跡地に車両などを展示する大規模な博物館の建設計画があり、さいたま市大宮区の鉄道博物館がアドバイザー役を務めることになった。

     年間約86万人が訪れる同博物館が展示や運営のノウハウを伝え、約67万点の所蔵資料の中に台湾関係の物があれば提供する。

     建設予定地は、日本統治時代の1935年に造られた「台北機廠」の跡地。台北駅の東4キロにある18・9ヘクタールの敷地に機関車整備所や旋盤、鍛冶などの作業場が並び、戦後も車両の点検修理に使われた。再開発計画もあったが、鉄道遺産として保存を求める声が高まり、2015年に重要文化財となり博物館建設が決まった。

     計画では、文化省に相当する台湾文化部が台湾鉄路管理局から15・6ヘクタールを借り受ける。さいたま市の鉄道博物館と同様に、車両展示を中心に部品製造や修繕の機材なども紹介して、文献を集めた研究施設も設ける。体験コーナーやショップ、レストランも併設して人気観光施設を目指す。総事業費は65億台湾ドル(約230億円)で、現在、台湾当局の委託を受けた中原大学(桃園市)が調査を進めている。

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    2017年01月11日 17時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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