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    高齢者の運転力、講習で改善…1年後も効果持続

    • 指導員(左)から、交差点での停止位置や速度について注意を受けながら運転する高齢ドライバー(名古屋市内で)
      指導員(左)から、交差点での停止位置や速度について注意を受けながら運転する高齢ドライバー(名古屋市内で)

     高齢ドライバーによる事故を防ぐため、国の研究機関と自動車学校が共同で、高齢者の運転の安全性を向上させる講習カリキュラムを開発した。

     認知機能の低下がみられる高齢者に試験的に実施したところ、注意力や判断力を含めた安全運転のための能力が大幅に改善し、効果は1年後も持続した。開発の中心になった国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)では免許更新時などの実用化に向け、関係機関に協力を求める。

     機器を使ったトレーニング(週1回50分、計10回)で危険を予測する力や動体視力を鍛えるほか、自動車学校で実車教習(同)を行うのが主な内容だ。実車教習では、右折にかかる時間を測定し、加齢の影響で一つ一つの動作に時間がかかるようになっていることなども実感してもらう。内容を考えた緑ヶ丘自動車学校(名古屋市)の大村直紀さんは「運転ルールやオートマチック車の特徴などを改めて学ぶとともに、自分の衰えに気づいてもらえるようにした」と話す。

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    2017年01月11日 17時28分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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