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    ミスの部下に腕立て1000回命令…消防中隊長

     仕事でミスした部下に1000回の腕立て伏せを命じたとして、千葉県旭市消防本部が消防署干潟分署の男性中隊長(41)を文書で訓告していたことがわかった。

     訓告は13日付。同消防署では「ミスしたら腕立て伏せ」が習慣化しているという。

     同本部によると、中隊長は昨年7月、同分署に所属する部下の男性隊員(29)が地理や水利の調査報告書の記載をミスしたとして、1000回の腕立て伏せを命じた。約5分後に隊員が「600回行った」と答えたため、腕立て伏せを終わりにさせた。中隊長は同本部の調査に対し、「1000回を命じたのは事実で反省している」と話したという。

     同本部は昨年7月に事態を把握し、中隊長を厳重注意したが、今年に入り旭市に関係者から情報が寄せられ、市と同本部が協議し、訓告とした。

     同本部は取材に対し、「世間の常識の範囲を逸脱しており、パワーハラスメントととらえられても仕方がない。今後はこのようなことがないよう、綱紀粛正を図りたい」としている。

     一方、ミスの反省として、腕立て伏せを行わせる習慣を見直すかどうかについて、同本部は「今後検討する」としている。

     こうした習慣について、関東地方のある消防職員は「あり得ない。意味がない。上司が変える努力をするべきだ」と話した。

    2017年03月19日 09時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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