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    相手ファンにも安心感を…J観戦で寄り道ガイド

    • ビジターサポーターにフリーペーパーを手渡すメンバー
      ビジターサポーターにフリーペーパーを手渡すメンバー
    • スタジアムや飲食店、予想スタメンなどの情報を記載したフリーペーパー
      スタジアムや飲食店、予想スタメンなどの情報を記載したフリーペーパー

     日立柏サッカー場(千葉県柏市日立台)でJ1・柏レイソルのリーグ戦が開催される日に、サッカーファンがJR柏駅で対戦チームのサポーターにフリーぺーパー「柏でよりみちアディショナルタイムズ」を配布している。

     「ビジターサポーターに、サッカーも柏の街も楽しんでほしい」と、スタジアムまでの地図や周辺のグルメ情報、終電情報などを掲載。今季2年目の取り組みで、評判も上々だ。

     「試合情報や日立台までの行き方が載っているフリーペーパーです」。今季のホーム開幕戦が行われた5日、駅東口のダブルデッキで、同紙編集部のメンバーがガンバ大阪のサポーターに声をかけながら配布した。駆け寄って受け取る人もいて、用意した1000部が3時間でなくなった。

     フリーペーパーの構想は、2015年12月、柏市内の共用オフィスを利用するサッカーファン同士の雑談からうまれた。「柏にはいい店がある。試合を見てすぐ帰るのはもったいない」「試合前後はノーサイド。情報発信すればサポーター同士が仲良くなれるはず」。企画に賛同した6人が編集部を結成し、昨季のリーグ開幕戦から発行。レイソルのホーム戦で毎回配布している。

     メンバーの大半はレイソルサポーターだが、加藤良子代表はガンバ大阪サポーター。ビジターとして日立台に行った経験から「ビジターサポーターは心細い。フリーペーパーで情報を知り、安心感を持ってほしかった」と狙いを語る。

     A4判で4ページのフリーペーパーには、両チームのスタメン予想や終電情報を掲載。日立台への道のりを紹介するガイドマップには目印やコンビニ、編集部おすすめの飲食店も載せている。「レイサポも感動!! アウェイのスタグル」のコーナーでは、対戦相手の本拠地などの情報も盛り込んでいる。

     当初はなかなか受け取ってもらえなかったが、認知度は着実に上がっている。ツイッターには、フリーペーパーの画像とともに「迷わず着けた。ありがとう」など感謝の投稿が寄せられている。中には、「千葉に転勤になったら柏に住みたい」といった投稿もある。

     副代表の石原怜さん(30)は「レイソルサポーターとビジターサポーターが、試合後に一緒に飲んで語り合えるような環境を作りたい」と意気込んでいる。

     配布は、試合開始4時間前から行っている。(西田真奈美)

    2017年03月19日 13時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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