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    強姦事件で保釈中に暴行、被告に懲役4年6月

     連続強姦ごうかん致傷事件で懲役9年の実刑判決を受けて控訴中に保釈され、その約2週間後に再び女性に暴行したとして、強姦と監禁の罪に問われた無職永井優輝被告(27)に対し、東京地裁は21日、懲役4年6月(求刑・懲役7年)の判決を言い渡した。

     大川隆男裁判長は「強姦致傷事件の控訴中に犯行に及んでおり、性犯罪に対する抵抗心が弱く、順法精神も低下している」と述べた。

     永井被告は昨年1月29日、大阪市内の自宅で20歳代の女性3人に乱暴したとして、大阪地裁の裁判員裁判で懲役9年の判決を言い渡された。被告側が控訴して保釈請求し、同地裁が同年2月1日、保釈を許可。東京地裁判決によると、永井被告は2週間後の同月15日、東京都新宿区のホテル客室に女性(当時22歳)を誘い込み、乱暴した。

     大阪の事件はその後、控訴や上告が棄却され、1審判決が確定した。東京の事件の判決が確定した場合、大阪の事件の刑期と合算されて執行される。

     東京の事件で弁護側は「女性と合意があった。強姦も監禁もしていない」と無罪を主張。判決は、強姦罪について、女性が交際相手に助けを求めるメッセージを送信していたことなどから、合意はなかったと判断。一方、監禁罪については、「威圧的言動はなかった」として成立を否定した。

    2017年03月21日 13時36分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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