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    ブレーカー落ちポンプ停止か、火消せず2棟全焼

     茨城県阿見町で16日、木造平屋と木造2階の住宅2棟が全焼する火事があった。

     牛久署によると、火元の平屋に住む罹災りさい者は出火直後に消火しようとしたが、水が出なかったと話している。両住宅は地下水を電動ポンプでくみ上げて上水道として使っており、同署は、火災で電気のブレーカーが落ちるなどしてポンプが作動しなかったとみている。

     同署によると、全焼したのは阿見町の葬祭業の男性(64)所有の住宅2棟計約240平方メートル。16日午後3時45分頃、平屋に住む長男(36)が110番した。長男は同署などに「電子レンジでチャーハンを温めていた。5分ほど目を離して戻ったら火が出ていた。消火しようとしたが、水道から水が出なかった」と話している。

     阿見町上下水道課によると、大形地区は全域が地下水くみ上げ。貯水設備がないと停電などで水道管から水が出なくなる。消防本部は「電動ポンプで地下水をくみ上げている場合、停電などによる断水に備え、日常的に湯船に水をためるなどの対策をとってもらいたい」と呼びかけている。

     一方、同署などは、電子レンジが火元とみて出火原因を調べている。国民生活センターが把握した2009年度~15年1月の電子レンジの発煙や発火は、全国で計669件に上る。

    2017年05月19日 20時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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