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    ノムさん「邪魔なんか」…寄贈品の展示室整備へ

     京都府京丹後市は、プロ野球・南海ホークスなどで活躍した同市出身の野球評論家、野村克也さん(82)からの寄贈品の展示施設を年内にも整備する方針を決めた。

     三冠王記念のペナントや通算1500打点達成時のたてなど約80点と写真パネル約100点で、四半世紀以上前に寄贈されながら、大半が倉庫代わりの場所にしまい込まれていた。

     13日の市議会に整備費など1100万円を計上した。野村さんは旧網野町(2004年に合併し、京丹後市)出身で、市の名誉市民第1号。地元の府立峰山高校を卒業後、南海に入団。1965年に三冠王に輝くなど活躍し、ヤクルトや阪神などの監督も務めた。

     野村さんは90年、現役時代に獲得した数々の記念品を町に寄贈。町では記念館の建設計画も浮上したが頓挫し、一部は99年頃から町内の産業振興施設「アミティ丹後」内の場所(約15平方メートル)で展示するだけで、大半は別施設の倉庫代わりの会議室で保管していた。

     だが、今年に入り、こうした実情を野村さんが「オレの記念品は邪魔なんか」とぼやいていると報道で知った市は、展示方法を検討。同施設の1室(約100平方メートル)を1000万円かけて改装し、「野村克也Baseballルーム」(仮称)とすることを決めた。市担当者は「お待たせしたが、多くの人に偉業を知ってほしい」としている。

    2017年09月14日 20時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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