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    「なめてんのかアホ」取り調べで暴言…賠償命令

     器物損壊容疑で任意の取り調べを受けた際、大阪府警天満署員2人から暴言を浴びせられたとして、大阪狭山市の男性(32)が府に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は12日、府に33万円の支払いを命じた。

     北川清裁判長は「逮捕の可能性をにおわせて暴言を浴びせ、取調官の望む答えを引き出そうとした違法な取り調べだ」と述べた。

     判決によると、男性は2015年11月、大阪市内の駐車場で車に傷をつけたとして任意の取り調べを受け、関与を否定。署員2人から「お前、なめてんのか」「なんで反省できひんのじゃ、アホ」「逮捕されるぞ」などと大声で言われた。

     男性は取り調べの様子をICレコーダーで録音。その後、病院で抑うつ状態と診断された。器物損壊事件は、車の所有者が被害届を取り下げ、男性は不起訴になった。府警は「判決内容を精査した上で、今後の対応を決めたい」とコメントした。

    2017年10月12日 21時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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