文字サイズ

    ウナギ稚魚「ヤミ流通」に網…採取許可更新せず

    • ニホンウナギの稚魚(水産研究・教育機構提供)
      ニホンウナギの稚魚(水産研究・教育機構提供)

     絶滅の恐れがあるニホンウナギの稚魚が不正に売買されるのを防ごうと、水産庁は漁獲量を正しく報告していない採取者について、採取許可を更新しないことを決めた。

     2016年冬~17年春の漁期(17年漁期)では漁獲量の4割超が採取者不明の「ヤミ流通」とみられ、同庁は処分強化で流通の透明化を図る。ただ、正確な漁獲量の把握や密漁の根絶は困難で、事態打開には高い壁がある。

     ◆高値で横流し

     「日本のウナギ養殖への信頼を傷つける」「ウナギの資源管理への不信を招くおそれもある」。水産庁は昨秋、都道府県への通知でこう説明し、漁獲量を正しく報告していない採取者への毎年の許可を更新しないよう要請した。

     ニホンウナギの稚魚はシラスウナギと呼ばれ、九州や四国など24都府県から許可を受けた漁協などの約2万人が河口付近で採取している。漁期は冬から春で漁獲量の報告が義務付けられている。稚魚は指定された集荷人や問屋などを経て養殖業者に買い取られている。

    (ここまで413文字 / 残り759文字)
    2018年01月12日 10時28分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP
    沖縄旅行など超豪華賞品が当たる!新春プレゼント特集