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    危険な流氷上の記念撮影「落ちたら助からない」

    • 網走海上保安署が作成した啓発ポスター(同署提供)
      網走海上保安署が作成した啓発ポスター(同署提供)

     流氷が接岸中の北海道網走市などで、観光客が流氷に乗って遊んだり、氷の上で記念撮影したりする姿が相次いで目撃され、網走海上保安署は「絶対に乗らないで」と呼びかけている。

     啓発ポスターを英語版などを含めて作成。13日から、道の駅やJR駅などで掲示の依頼を始めた。

     同保安署によると、9日午前11時半頃、北見市常呂町の海岸で5~6人の男女が氷上に乗っていると通行人から通報があったほか、10日午後3時頃にも網走市藻琴の海岸で「男性が1人、流氷に乗って遊んでいる」と消防署から連絡があった。2件は、いずれも日本人だった。

     同保安署によると、流氷は、風向きの変化で沖に流されたり、気温が比較的高い時には割れたりする。氷が割れて落水すると非常に危険だという。同保安署の倉田寿久次長は「海水温が低いため、5分で命の危険がある。氷の下に入ってしまうと所在がわからず、救出も困難」と話す。

     同保安署は海上保安協会網走支部の協力で、英語や中国語版も含む計150部の啓発ポスターを用意して、斜里町から北見市常呂町までの管内で配布を始めた。氷上の救出訓練の写真を使い、「海に落ちたら助かりません!」と警告している。

    2018年02月14日 08時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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