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    「ハイビーム大作戦」で使用率上昇も7・9%

    • ハイビームを使用すると遠く離れた歩行者も見える=栃木県警交通企画課提供
      ハイビームを使用すると遠く離れた歩行者も見える=栃木県警交通企画課提供
    • ロービームでは見えにくい=栃木県警交通企画課提供
      ロービームでは見えにくい=栃木県警交通企画課提供

     栃木県警が、夜間の自動車運転でヘッドライトの上向き使用を推奨する広報活動「ハイビーム大作戦」を昨年4月にスタートしてから、1年間でハイビームで走行する車の割合は4ポイント上昇し、7・9%となったことが、県警の調査でわかった。

     ただ、まだ9割以上の車がハイビームにしていないというのが実情で、県警はドライバーに対し、夜間のハイビーム使用のさらなる徹底を呼びかけていく。

     ハイビームの正式名称は「走行用前照灯」。ロービーム(下向き)と呼ばれる「すれ違い用前照灯」の照射距離は40メートル先だが、ハイビームは100メートル先と倍以上の距離を照らすことができ、歩行者を発見しやすい。

     昨年3月の改正道路交通法施行に合わせて、運転免許の更新時などに配られる教則本に、夜間走行時の「原則ハイビーム使用」が明示された。これを受けて県警は、昨年4月からドライバーに対し、ハイビーム使用の推奨を図ってきた。

     県警交通企画課が今年4月上旬の3日間、国道4号、119号や県道氏家・宇都宮線など、夜間の人身事故が多い7路線8か所で夜間に実施した調査では、通行した1138台のうちハイビームにしていたのは90台。使用率は7・9%で、同様の条件で行った昨年4月の調査結果(3・9%)と比べて4ポイント上昇した。

     だが、広報活動を始めて半年の昨年10月の調査結果(7・1%)から0・8ポイントの微増にとどまった。広報活動から1年を経ても、使用率は1割に満たなかった。

     県警の福原泉・交通部長は「極めて低い数字。『原則ハイビーム』がドライバーの習慣になるように粘り強く呼びかけていきたい」と話している。

    2018年05月16日 09時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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