文字サイズ

    「歴史ある建造物の実験所」劣化激しく保存困難

    • 解体される予定の東大臨海実験所の旧本館(三浦市で)
      解体される予定の東大臨海実験所の旧本館(三浦市で)

     昭和初期に建てられた東京大学臨海実験所(神奈川県三浦市三崎町小網代)旧本館と水族室標本展示室の解体計画を巡り、保存を求めていた三浦市に対し、実験所が「困難」と回答していたことがわかった。

     市によると、実験所の岡良隆所長が8日、〈1〉建物の劣化が激しく、耐震工事も難しい〈2〉教育研究活動を継続させるためには、新施設を整備する必要がある――などとする書面を市に届けたという。一方で、市と連携して整備した展示室については、新しい施設に引き継ぐ考えも示されたという。

     2棟は、旧東京帝大総長で東大安田講堂を手がけたことでも知られる建築家の内田祥三が設計に関わったと伝わり、市は「歴史ある建造物」として実験所に保存を働きかけていた。

    2018年06月14日 07時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP
    ハウステンボス旅行など当たる!夏休み特集