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「飛騨牛」偽装容疑で立ち入り調査へ、岐阜・養老の食肉卸売会社

「飛騨牛」表示問題で、牛肉を手に記者会見する吉田明一・丸明社長

 岐阜県養老町の食肉卸売会社「丸明(まるあき)」(吉田明一社長)が、愛知県産の牛肉をブランド和牛の「飛騨牛」として販売したり、格下の肉を混ぜたりしていた疑いのあることが21日、わかった。

 農林水産省と県は週明けにも、日本農林規格(JAS)法違反などの疑いで、同社を立ち入り調査する。

 県によると、同社が飛騨牛として販売した商品について、個体識別番号などから、愛知県産の可能性が出ているという。また、複数の従業員によると、5年以上前から、飛騨牛と表示できない格下の肉を混ぜたうえ、「飛騨牛」のラベルを張って販売していたという。同社精肉店の男性店員(31)は「見た目を良くするために、飛騨牛のバラ肉に格下の肉を混ぜろと、社長から言われた」と、社長の指示で偽装していたことを認めた。

 吉田社長は21日の記者会見で、「偽装はしていない。(自分の知らないところで)ラベルの添付ミスがあったかもしれない」と説明した。吉田社長は、岐阜県食肉事業協同組合連合会の理事を務めている。

2008年6月21日23時00分  読売新聞)
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