地元紙幹部も長女の口利きを依頼…大分・教員採用試験で大分県の2008年度小学校教員採用試験を巡って、大分合同新聞社(本社・大分市)は22日、事業局の事業部長(52)が大分市教委の部長に自分の長女が試験に合格するよう口利きを依頼したとして、この部長を同日付で事業局参事に降格、上司の常務取締役事業局長(68)を減給1か月(10%)の懲戒処分にした。 元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告の関係者の話では、江藤被告は、同年度の試験で41人の合格者のうち約15人の得点を改ざんして不正に合格させていた。22日の同紙夕刊は事業部長の長女も合格したとしたうえ、「県警が押収した採用試験の資料では、社員の子の得点が加点されたとされています」としている。 記者会見した同社の利満広志・常務取締役社長室長らによると、事業部長は06年10月、大分市内のパーティーで初対面の市教委部長に「長女が教員を目指している」と伝えた。市教委部長からは「1次を通ったら声を掛けてください」と言われ、07年9月初旬、市教委部長を訪ねて「お願いします」と口利きを依頼。10月の合格発表前夜、市教委部長から電話で長女の合格を伝えられ、07年末、約5000円相当の歳暮を贈ったという。一方、この部長は読売新聞の取材に「事業部長の子とは知らなかった。歳暮も受け取っていない」と話している。 (2008年7月23日00時01分 読売新聞)
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