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三浦元社長、拘置施設で自殺…移送先のロスで

三浦元社長自殺の一報を受け、ロス市警本部前に集まる報道陣(11日、米ロサンゼルスで)=清水健司撮影

 【ロサンゼルス=飯田達人】1981年11月のロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡って米自治領サイパン島で拘束され、ロサンゼルスに移送された元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(61)(日本で無罪確定)が10日午後9時45分(日本時間11日午後1時45分)ごろ、収容先のロス市警の拘置施設内で自殺を図っているのが見つかり、間もなく死亡した。

 ロス市警は11日午前、自殺に関して記者会見を開き、「遺書は見当たらず、動機については不明」とした。

 同市警から現地の日本総領事館に入った連絡によると、三浦元社長は施設内の独房で30分おきにある見回りの合間に、Tシャツを使って首つり自殺をし、搬送先の「ロサンゼルス郡・南カリフォルニア大病院」で10日午後10時ごろ死亡が確認された。ロス市警は会見で、「10分前に巡回した時は異常はなかった」と説明した。日本総領事館員が同午前、ロス市警で元社長と面会した際には、元社長は「元気です」と話し、読書の許可などを求めていたという。

 三浦元社長は今年2月22日、一美さん銃撃事件に関してロス市警が発付を受けた逮捕状に基づき、旅行先のサイパンで拘束された。

 これに対し、元社長側は、ロス郡上級裁に対し、一度判決が確定した事件を再び裁くことはできない「一事不再理」に反するとして逮捕状を無効にするよう求めた。

 しかし同上級裁は先月26日、一美さんの殺人容疑は一事不再理にあたるとして無効とする一方、殺人の共謀容疑は有効と決定。今月10日、逮捕状が執行され、ロスに移送されていた。14日に同上級裁で罪状認否を行う予定だった。カリフォルニア州刑法では、殺人の共謀罪は禁固25年以上で、最高で終身刑と定められている。

2008年10月12日01時42分  読売新聞)
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