日比谷公園に「派遣村」、温かい年越し求め140人「派遣切り」や「雇い止め」で職と住まいを失った人たちの生活相談に乗ったり、住居をあっせんしたりする「年越し派遣村」が31日、東京・千代田区の日比谷公園で開村し、140人以上が訪れた。 全労連などの労働組合や日本労働弁護団の有志、NPO法人など、約20団体で構成される実行委員会の主催。元派遣社員らは近くの銭湯で体を温めたり、もち入りの年越しそばを振る舞われたり。夜になると、大型テント内のテレビで「紅白歌合戦」を観賞した。苦しかった2008年が終わりに近づくと、ボランティアの人たちと声を合わせてカウントダウン。紙コップのお酒で新年を祝った。 着替えなどを詰めたショルダーバッグを抱える元派遣社員の男性(31)は、9月末で寮付きの仕事を中途解約されたという。10月からは日雇い派遣で生活費を稼ぎながら、ネットカフェなどで寝泊まりしてきたという。「ここに来なければ野宿していた。本当にありがたい」と、おにぎりをほおばっていた。 ボランティアの兵庫県西宮市の大学院生、川元みゆきさん(23)は「社会に出れば、いつ自分も同じ目に遭うかわからない。少しでも何かの役に立てば」と話していた。派遣村は5日朝まで。問い合わせは同村の臨時電話(090・3499・5244)へ。 (2009年1月1日00時41分 読売新聞)
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