「京品ホテル」で強制執行、現場は一時騒然昨年10月の廃業後も、元従業員らが自主営業を続けていた東京・JR品川駅前の老舗ホテル「京品ホテル」(清算中)を巡り、東京地裁は25日、元従業員らを立ち退かせる強制執行をした。 元従業員側と警察官らがもみ合いとなり、怒号や悲鳴が飛び交うなどホテル周辺は一時騒然となった。 この問題では、同ホテルの経営会社「京品実業」(東京)が、元従業員らが所属し、自主営業を支援する労働組合「東京ユニオン」にホテルの明け渡しを求める仮処分を同地裁に申し立て、同地裁が15日、明け渡しを命じる決定をしていた。 同労組によると、25日午前7時ごろ、同地裁の執行官が訪れ自主的に立ち退くよう求めたが、話し合いは決裂。同9時過ぎから強制執行が始まると、ホテルの周囲に陣取った元従業員や同労組の組合員ら約300人と、警視庁の機動隊員ら約200人が激しいもみ合いとなった。強制排除は1時間ほどで終了したが、その間、「痛い」「助けて」という叫び声が飛び交った。東京消防庁などによると、支援者1人が軽いけがを負い、病院に搬送された。 ホテルで33年働いた元総支配人の富田哲弘さん(58)は「何とかホテルを存続させたいと思い、自主営業を続けてきたので悔しくてならない。経営者とまだ話し合う余地はあった」と無念そうに話した。元従業員らは今後も解雇の撤回を求めていくという。 同ホテルは1871年の創業。仮処分申立書などによると、京品実業は米証券会社リーマン・ブラザーズ(昨年9月に 京品実業の小林誠・代表清算人の話「重大な事態を引き起こすことなく、占有が回復されたことに (2009年1月25日19時55分 読売新聞)
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