さいたま・愛知・大阪に「年度末派遣村」…相談会に行列年末年始に東京・日比谷公園で開かれた「年越し派遣村」をモデルに、職や住居を失った人たちを対象にした相談会が21日、埼玉、大阪、愛知で開かれた。 派遣社員らの失業がピークを迎えるとみられる年度末、各地の会場で、窮状を訴える人たちが列を作った。 さいたま市大宮区の鐘塚公園で開かれた「反貧困・駆け込み大相談会」(主催・反貧困ネットワーク埼玉)。受け付け開始の午前10時には約20人が行列を作った。日雇い派遣で働く男性(38)は「新宿などのネットカフェで寝泊まりしてきたが限界。寝る場所と食事を何とかして」と訴えた。反貧困ネットワーク埼玉の藤田孝典副代表は「状況は悪くなる一方。リストラに遭ったら、できるだけ早く弁護士など専門家に相談してほしい」と強調した。 大阪市役所前では、労働組合や支援者組織など32団体で作る実行委員会が「反貧困・春の大相談会」。炊き出しなどを行う特設テントも設置された。昨年末に失業した男性(59)は「カプセルホテルを転々としているが、体調が良くない。住む場所がほしい」。 自動車工場などがある愛知県岡崎市でも「反貧困・駆け込み相談会」(主催・愛知派遣村実行委員会)が開かれ、弁護士や医師のほか、外国人労働者向けにポルトガル語やスペイン語ができるボランティアらも相談にあたった。 (2009年3月21日12時44分 読売新聞)
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