新型インフル国内初の死者、57歳の慢性腎不全患者厚生労働省と沖縄県は15日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に感染した患者が、国内で初めて死亡したと発表した。 亡くなったのは、沖縄県宜野湾市の無職男性(57)で、慢性腎不全のため透析治療を受けており、のどの痛みやせきなどの症状を訴え、12日から沖縄市内の病院に入院していた。男性に渡航歴はなく、感染経路は不明。入院直前にインフルエンザの治療薬タミフルを投与されており、沖縄県はタミフルに対して耐性を持つウイルスだったかどうか調べる。 厚労省は「ウイルスが強毒化したわけではない」とし、慢性疾患の人や妊婦、乳幼児は重症化の危険性が高いとして注意を呼びかけている。発表によると、男性の死因は肺炎による敗血症性ショック死。慢性腎不全などで免疫力が低下し、新型インフルエンザが重症化したとみられる。 男性に、せきなどの症状が出始めたのは9日から。10日に発熱し、同日、透析を受けた病院で簡易検査を受けたが陰性だった。12日の透析の際、熱が39度まで上がり、再検査でA型の陽性反応が出たため、この病院でタミフルを投与された後、沖縄市内の総合病院に入院。15日午前1時半頃に心肺停止状態となり、5時間半後に死亡確認された。 同病院は死亡後、保健所に「新型インフルエンザの可能性がある」と連絡。遺伝子検査で、同日午後4時頃、感染が確認された。男性は両親と3人暮らしで、8年前に心筋 新型の国内感染者は、先月24日に5000人を超えたが、厚労省が同日、調査対象を集団感染や重症者などに絞ったため、感染者の総数は把握できていない。 (2009年8月15日21時18分 読売新聞)
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