妊婦らの新型ワクチン接種開始、注意点は?妊婦や基礎疾患(持病)がある人を対象にした新型インフルエンザのワクチン接種が2日午前、青森、宮城、滋賀の3県などで始まった。 読売新聞の調べでは、この日から接種を開始するのは17県。先月30日から行っている3県と合わせて計20県で接種が本格スタートすることになる。妊婦や基礎疾患患者が接種を受ける際の注意点をまとめた。 ――基礎疾患のある人の注意点は? 発熱時や、持病とは別に急性の疾患にかかっている時は接種できないことがある。けいれんや気管支ぜんそくの症状がある人、過去の予防接種で発熱したことがある人は、医師と十分に相談を。国産ワクチンの製造には鶏卵を使っているため、卵アレルギーの人も相談しよう。 ――妊婦も接種できるの? 国産の季節性インフルエンザ用ワクチンは、妊婦への接種を原則認めていなかったが、厚生労働省は10月、季節性用、新型用ともに接種可能とする方針を示し、妊娠週に関係なく接種できるようにした。妊婦の副作用や胎児に影響が出る危険性はないとの研究結果を受けたものだ。 ――ワクチンに入っている保存剤は大丈夫? 海外で過去に胎児の発達障害との関連性が指摘されたことがあるが、その後の研究で否定された。それでも気になる妊婦は11月中旬以降、保存剤が入っていないワクチンも供給されるので、どちらか選んでほしい。 ――接種するには? 医療機関への予約が必要。かかりつけ医以外で接種する場合、持病のある人は「優先接種対象者証明書」を、妊婦は母子健康手帳を、接種する機関で提示する。 ――副作用は? 人によって接種部位が腫れたり、赤くなったりする。まれに意識低下やショック症状が出るが、生命が危険になるほどの副作用は今のところ確認されていない。 (2009年11月2日16時16分 読売新聞)
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