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福島第一3号機建屋も水素爆発の恐れ

 東京電力は13日、東日本巨大地震で被災した福島第一原子力発電所3号機(福島県大熊町、双葉町)の原子炉建屋内に水素がたまり、1号機と同様に水素爆発が起きる危険性があると発表した。

 東電は枯渇した真水に代わり、炉内に海水を注入し、水位の回復に努めているが、同日午後9時40分現在、燃料棒(長さ4メートル)の上部2・2メートルが露出した状態となっている。爆発を回避するために建屋内の水素を除去する予防措置も検討している。枝野官房長官は同日記者会見し「住民が避難を終えているため、万一(建屋が)水素爆発しても支障は少ない」と語った。

 東電によると、同日朝、3号機の原子炉の圧力が異常上昇し、燃料棒の上部2・96メートルが露出。そのため東電は、原子炉を収める格納容器内の放射能を帯びた水蒸気を放出して内部の圧力を下げ、ホウ酸水を炉内に注入すると水位は回復した。

 しかし、再び水位が下がったため、同日午後、海水の大量注入に切りかえた。格納容器も海水で満たして、原子炉を内外から冷やし、温度を下げる試み。格納容器全体が満たされるには5〜6日かかる。現在、燃料棒は1〜2メートルが露出した状態だが、上から水をかけて溶融を防いでいる。ただ、高温の燃料棒に水が触れると、水素が生じやすくなるため、建屋に漏れて爆発する懸念もある。

 建屋が爆発した同原発1号機では、13日未明までに注入した海水は、想定した必要量に到達した。東電は燃料棒の露出は解消したと見ている。

2011年3月13日23時48分  読売新聞)

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