計画停電中の警官不在交差点、人身事故21件計画停電が実施された15〜18日、信号機が作動せず、警察官が不在だった埼玉県内の交差点で、計21件の人身事故が起きていたことが22日、県警のまとめで分かった。 県警交通企画課は「速度を抑え、余裕を持った運転を心がけてほしい。道幅と交通量が同じくらいの交差点では、左方を優先して」と呼びかけている。 同課によると、けが人は29人。物損事故も22件あった。いずれも車両同士が出合い頭に衝突するケースが大半を占めている。 県警は、計画停電の実施日には、本部や各署から計約1800人の警察官を信号機付きの交差点へ配置し、交通整理にあたらせているが、信号機付き交差点約7000か所のうち、約9割の交差点では警察官を派遣できないという。車線数や交通量の多い国道と比べ、市町村道や県道は対応が手薄になりやすい。 さいたま市大宮区では18日午後、市道交差点でダンプカーと軽乗用車が衝突する事故が起き、軽乗用車の男性会社員(25)があばら骨を折るなどの重傷を負った。ダンプカーの男性(30)は「信号機が止まっているのは知っていたが、自分の方が優先道路と思った」と話したという。 同課は「どちらが優先道路かはっきりしないと、自分の方だと思いこんでしまう人が多い。譲り合いの精神を大切にしてほしい」としている。 (2011年3月23日09時29分 読売新聞)
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