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被災の南三陸町「福興市」…全国の支援で月末

「福興市」開催の打ち合わせをする地元商店街の関係者ら(18日、南三陸町の町立志津川中学校で)=泉祥平撮影

 宮城県南三陸町志津川地区の「志津川おさかな通り商店街」の店主らが、全国の商店主から支援を受けながら開催を計画する「福興(ふっこう)市」が29、30両日に開かれることが決まった。

 地元店主らは「また志津川ににぎわいを戻して一日も早く復興を」と意気込む。

 志津川湾沿いに鮮魚店や海産物店など17店が並んでいた同商店街は、津波で跡形も無くなったが、店主らが「消えたおさかな通りを取り戻すためにも、町づくりの起爆剤に」と考えた。

 今月10日に第1回の会合を開いて実行委が発足。同商店街など全国の商店街で作る防災ネットワーク「ぼうさい朝市&昼市」に加盟する三津屋商店街(大阪市)や笠岡商店街(岡山県)など12府県からテントや食材などの支援を受けて開催にこぎ着けた。

 福興市は29日午後1時〜3時、30日午前10時〜午後2時、いずれも町立志津川中で。当日は志津川地区の名物のタコをPRするため、1枚300円の買い物券「タコ通貨」を発行。三津屋商店街によるお好み焼きやたこ焼き、登米市の油麩丼などと名産品を販売する。実行委で及善蒲鉾店店主の及川善祐さん(57)は「小さな規模でも商売をすることで南三陸町の商業復興につながれば」と語った。5月29日には地元商店も参加した規模の大きい市を開く予定という。

2011年4月20日05時58分  読売新聞)

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