秋篠宮ご夫妻、山田町役場屋上で被災地に黙礼
沼崎喜一・山田町長の説明を受けながら、被災した町をご覧になる秋篠宮ご夫妻=代表撮影
東日本大震災の被災地お見舞いのために岩手県入りした秋篠宮ご夫妻は26日、571人が死亡、296人が行方不明となっている山田町を訪問された。
ご夫妻は同町役場の屋上で、沼崎喜一町長から被災状況の説明を受けられた。ご夫妻は被災地に向かって黙礼された。続いて訪れた同町立大沢小学校では、授業などを見た後、88人が避難している同小の教室で、被災者を励まされた。
肺気腫のため酸素吸入器を使っている佐藤正孝さん(76)が、自分の病気や震災で妹を亡くしたことなどを伝えると、ご夫妻はうなずきながら耳を傾けられたという。佐藤さんは「ご夫妻の優しい人柄を感じた。力がわいた」と話した。
ご夫妻は午後からは大槌町で、避難所になっている郷土芸能の鹿子踊りの保存会の施設や、希少魚「淡水型イトヨ」が生息する源水地区に足を運ばれた。
(2011年5月26日18時38分 読売新聞)