警戒区域で空き巣多発「東電に賠償してほしい」東電福島第一原発の20キロ圏内で、現在は警戒区域になっている地域では、避難を余儀なくされた人々が空き巣被害に遭った。 被害者からは「あまりに卑劣な行為だ」と憤りの声が上がる。 7月6日に一時帰宅した福島県富岡町の会社員男性(37)は、1階窓ガラスが割られ、家の中の収納ダンスの引き出しが全て開けられているのを見てぼう然とした。保管していたクレジットカードや妻の指輪が盗まれていたという。「空き巣被害は原発事故のせいだ。東電に賠償してもらいたい」と憤る。 「あなたの家のガラスが割られていた」。南相馬市の主婦斉藤佳子さん(60)は4月上旬、避難先の埼玉県で、現地を見回った人から連絡を受けた。余震が相次ぎ帰宅をためらううちに、自宅が警戒区域になったため、現在も被害確認ができていない。斉藤さんは「一刻も早く一時帰宅したいが、なかなか行政の指定する帰宅日との都合が合わない」とつらそうに話した。 (2011年7月15日08時48分 読売新聞)
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