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3キロ圏内へ初の一時帰宅…双葉町・大熊町

一時帰宅のためバスに乗り込む双葉町民ら(26日、福島県広野町中央体育館で)

 福島県双葉町と大熊町にまたがる、東京電力福島第一原子力発電所から3キロ・メートル圏内への住民らの一時帰宅が26日始まった。

 同圏内への一時帰宅は、3月12日の爆発事故以来初めて。

 両町などによると、一時帰宅の対象者数は、双葉町が89世帯279人、大熊町が331世帯857人。うち双葉町の64世帯117人、大熊町の特別養護老人ホームの職員、利用者家族ら約35人が現地に向かった。

 20キロ・メートル圏内の警戒区域への一時帰宅は5月以降、9市町村で順次行われ、3キロ・メートル圏内についても、政府の原子力災害現地対策本部が「プラントの状態も安定し、立ち入っても安全」として実施に踏み切った。

 同本部によると、3キロ・メートル圏内の放射線測定値(24日)は、大熊町内が毎時84・7マイクロ・シーベルト、双葉町内が同40・1マイクロ・シーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)は、事故収束時の住民の被曝(ひばく)限度の目安を年間1〜20ミリ・シーベルトとしており、「一時帰宅が5時間として、毎時200マイクロ・シーベルト以上でなければ被曝量が(目安の)1ミリ・シーベルトを超えず、問題ない」(同本部)という。一時帰宅は9月1日にも予定されている。

2011年8月26日11時45分  読売新聞)

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