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津波で流された巨大な「鯨大和煮缶詰」を移動

ボランティアらによって行われた、県道にはみ出していた巨大な缶詰を模したタンクの移動作業=小林武仁撮影

 東日本大震災による津波で流された“巨大缶詰”を移動する作業が27日、宮城県石巻市内でボランティアら50人が参加して行われた。

 これは、水産加工会社「木の屋石巻水産」の魚油貯蔵タンク(高さ約11メートル、直径約9メートル)で、同社の主力商品「鯨大和煮」の缶詰そっくりに絵が描かれている。震災前は、同市魚町の同社前にあったが、津波で約300メートル先の県道240号線の中央分離帯まで流され、一部が県道に突き出て、通行の妨げとなっていた。

 この日は、ボランティア組織の石巻災害復興支援協議会と同社が、クレーンなどを使って、車道にはみ出していたタンクを中央分離帯内に収めた。「モニュメントとして残したい」という声もある一方、「津波を思い出すという人もいる」といい、同社は、今後の対応について、市民や行政の意見を聞きたいとしている。

2011年11月28日13時26分  読売新聞)

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