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外国語が自然と身につく「ロゼッタストーン」
付属のヘッドセットで、しゃべりながら外国語をマスターする
1レベル分の学習時間は約50〜70分。英語(アメリカ)はレベル5まである
絵を見ながら発音を聞き、話すというのが基本の学習スタイル
発音解析ツールで視覚的にも発音を確認・修正できる
各学習ユニットの最後では学習内容を実際の会話で確認
オンライン版はブラウザーで学習。画面は「フリートライアル」
付属の音声データを使い、携帯音楽プレーヤーで復習できる
独自の学習方法により、外国語を無理なく習得できる語学学習ソフト。 最大の特徴は、独自に開発した体系的な学習方法である「Dynamic Immersion(ダイナミック・イマージョン)」にある。人間が生まれながらにして持つ言語学習能力に注目し、見る、聞く、話すを繰り返すことで自然と外国語が身につく。 その国で生まれた子供が少しずつ言葉を覚えて母国語を話せるようになるのと同じ過程を、ソフトウエア上で再現するわけだ。そのため、単語を一生懸命に丸暗記したり、文法を理屈で理解する、といった学校の授業とは大きく異なる。 ソフトは、パソコンにインストールして活用するCD−ROM版と、インターネットを利用し、ブラウザーで学習するオンライン版とがある。学習内容は同じだが、オンライン版の場合は6か月または12月の期間限定だ。 また、CD−ROM版は1台のパソコンで5人までのユーザーを登録して使い分けられるのに対し、オンライン版は1人しか登録できない。 マイク付きヘッドセットのほかに学習内容の音声データを収録したCDが付属。パソコンで再生したり、携帯音楽プレーヤーに転送して外出先での復習に利用できる。ヘッドセットとCDは、オンライン版にも付属する。 無料で使える「フリートライアル」が用意されているので、これを使ってみると学習内容がよくわかる。「http://www.rosettastone.co.jp/personal/store/」で「フリートライアルはこちら」をクリックしてメールアドレスを登録すれば、ブラウザーソフトを使うオンライン版を試用できる。 パソコンに内蔵のマイクか、市販のマイク付きヘッドセットを使っても「フリートライアル」で発音チェックや会話を体験できる。 絵と単語が直接結びつく感覚今回は、31言語用意されている中で最も販売本数の多い「英語(アメリカ)」を使ってみた。 レベル1は基礎編で、単語や構文を学び、あいさつやショッピングなどの簡単な会話をマスターする。レベル2で実生活で使う会話、レベル3ではビジネスでの意見交換や感情表現までを学習する。ここまでで、日常会話で困らないくらいのスキルが身につき、レベル4と5でさらに理解を深める。各レベルは50〜70時間程度の学習時間だ。 学習スタイルは、発音を聞いて該当の写真をクリックで選択したり、写真に該当する英文を選択、また自分でも実際にしゃべる、というのが基本。キーボードから入力して英文を作成する課程もある。 単語から始まり簡単な英文へと徐々にステップアップしていくのだが、その間、同じ内容を何度も何度も繰り返し学習する。はじめはどうしても、頭の中でいったん日本語を仲介して言葉の意味を理解しようとするが、写真と発音を繰り返し見聞きすることで、絵と単語が直接結びつく感覚を覚える。これこそが、「ダイナミック・イマージョン」の本質だろう。 また、同じことの繰り返しだと単調な学習イメージを持たれるかもしれないが、そうならないようにゲーム感覚も取り入れられている。進捗(しんちょく)状況の確認や、学習単位で正解率などを表示するのもその工夫の一つ。自分の成長度合いがわかり、継続してやる気になる。 発音を視覚と聴覚で確認使ってみて、とても便利に感じたのが発音解析ツールだ。自分の発音を録音でき、ソフトに収録されている発音と自分の発音を比較できる。 それぞれの音声を個別または同時に再生、ソフトに収録の音声は再生速度の変更もできる。これは聴覚での確認だが、同時に両方の発音の強弱やピッチがグラフで表示される。目と耳で確認することで、アクセント、イントネーション、リズムも含めたネイティブに近い発音をマスターできる。 学習を進める中で、自分の発音が正しくないと不正解と判断されるのだが、正しく発音しているつもりでも、なかなか正解にならないこともあった。そんなとき、発音解析ツールで正しい発音がわかる。 子供から大人まで年代を問わず、手軽に楽しみながら外国語をマスターできるソフトだ。(テクニカルライター・小野 均)
(2010年5月12日 読売新聞)
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