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旅行プラン作成「旅ナビ CN−SG500」(パナソニック)
「おでかけウォーク」で目的地に迷わず移動
周辺の観光施設も調べられる
日本全国のガイドブックを収録
“付箋”での呼び出しも簡単
内蔵カメラには「撮影」「街並みスコープ」「何これカメラ」の機能
「街並みスコープ」で周辺施設情報を表示
カーナビとしても活用できる
旅のプランを立て、旅先で歩行ナビ、カーナビとして活躍するナビゲーションツール。 本体サイズは文庫本より少し小さい程度で、旅行カバンの外ポケットにでも入れて持ち歩ける。5V型ワイドの液晶画面は直接指でタッチして操作するタッチパネル方式を採用し、外出先の太陽光下でも見やすい。ユニークなカメラ機能を内蔵し、ワンセグ放送の視聴、音楽・動画の再生もできる。 内蔵リチウムイオン充電池は、省電力モードでナビを約6時間使用可能。泊まりの旅行の場合は電源ケーブルを携行したい。カーナビ利用時は、車のシガーソケットからの給電利用が可能。 約8万件のガイド情報 旅のガイド情報として、日本全国47都道府県別のガイドブック(旺文社のMAPPLEガイドデータ)を収録。ガイドブックを開くと、エリアや分類、名称から情報を素早く探せる。気になる観光スポットがあれば付箋を付けておき、簡単に呼び出してそのまま行き先に登録できる。 また、付箋を付けておくと「旅行プランを立てる」機能が利用可能だ。出発地、訪れたい場所、訪れる順番を決め、ルートとして保存しておける。旅は、事前にどこへ行って何をするかをあれこれ考えるのが楽しいものだが、「旅ナビ」は、そうした旅の準備を楽しませてくれる。 旅先でルートを呼び出すと、プランに沿った進路指示が始まる。歩行ナビの「おでかけウォーク」では、GPS(全地球測位システム)で現在位置を地図上に表示。ルートを呼び出すと経路を表示するので、その指示に従い歩けば迷うことなく最短距離で目的地へ行ける。 「おでかけウォーク」では、本体を縦にすれば縦方向に、横にすれば横方向に地図が回転し、縦位置、横位置のどちらでも使える。縦にすると「周辺スポット」ボタンが常に表示され、タップすると周辺の観光スポットや食事処などをその場で探せる。もちろん、行き先設定も可能だ。 目的を決めずにふらりと出発する旅も楽しいものだが、その場合はこうした「周辺スポット」探索を活用して周辺情報を確認すればよい。 実際に「旅ナビ」を片手に横浜の街を散策したが、これまで知らなかった観光スポットなどに立ち寄れた。携帯電話やスマートフォンでも同様の機能があるが、地図とインターネット、アプリを組み合わせて駆使しなければならず面倒だ。その点、旅に特化した「旅ナビ」は使い勝手がとてもよかった。 なお、ガイドブック情報は、インターネットの販売サイトから購入し追加できる。ダウンロードデータは「旅ナビ」に付属のSDメモリーカードにコピーすればよい。 三つのカメラ機能 内蔵のカメラで「撮影」「街並みスコープ」「何これカメラ」の機能を楽しめる。 「撮影」は静止画の撮影機能だ。画質は約200万画素と、最近のデジカメより劣るが、デジカメを別に持ち歩かなくてもよい。また、撮影写真には位置情報が付加されるため、地図と連携して地図上に表示できる。 「街並みスコープ」は、カメラを向けた方向の風景に観光スポットや建物の名前などのランドマークを重ねて表示する機能だ。最大約100キロ先のランドマークまで表示可能で、どの方向に何があるのかがわかる。 「何これカメラ」は、史跡や施設にカメラを向けると、ガイドブックデータから該当の情報を表示する機能だ。ただし、カメラに写った画像から情報を探し出すのではなく、GPSを使ってカメラを向けた方向から該当する情報を表示する。そのため、実際にカメラで表示しているものとは別の情報が表示されることがあった。 「旅ナビ」は、徒歩だけでなくカーナビとしても利用できる。角度を自由に変えられる車載用吸盤スタンドが付属しており、ダッシュボードの平らな面に簡単に取り付けられる。渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する「VICS」には対応していないため渋滞回避はできないが、基本機能は充実している。地図は見やすく、使いやすかった。 長く暑かった夏も終わり、いよいよ秋の行楽シーズンを迎える。旅を満喫するのには便利な機器だ。(テクニカルライター・小野 均)
(2010年9月29日 読売新聞)
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