NYタイムズも絶賛 「Mass Effect」(マスエフェクト)
大人のためのスペースオペラ
銀河系宇宙に迫る脅威に立ち向かう主人公の活躍を、壮大なスケールで描くSFアクション・ロールプレイングゲーム(RPG)。米紙ニューヨークタイムズが2007年の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」に選ぶなど先行販売された米国では高い評価を受けた大作だ。
人類は火星で、異星人(?)が残した「マスエフェクト」と呼ばれる、時空間を支配する偉大な技術を発見。これを利用してはるか遠い宇宙へも進出を果たしている。しかし銀河系全体は、人類よりも進んだ種族が中心勢力の「評議会」が統治しており、人類はその傘下に加わったばかりで、まだあまり信頼されていない。そうした中で、全種族の未来を危うくする陰謀が明らかになる。人類の1人である主人公のシェパード少佐は、その真相を探り、破滅を回避しようと奮闘する。
80年代のSF映画を思わせる少しレトロな雰囲気は、開発陣の意図によるものだという。宇宙都市のデザインはシンプルで明るく清潔感があり、気持ちよく探索できる。濃厚なキャラクターの造形はいかにも米国産という感じだが、プレーヤーが操作する主人公は性別、顔や髪形などが選べる。好みに応じて設定を変えれば違和感も少ないはずだ。
セリフはハリウッド俳優が吹き込み
広大な銀河系の星々を探査して回るのがとても楽しい。鉱物資源を発見して資金を得たり、敵基地から強力な武器を入手できることもある。銃撃戦のほか、車両に乗っての砲撃戦が必要な場面もある。経験を積むごとに主人公と仲間の能力が増し、強くなっていくのを実感できる。戦闘は射撃が中心だが、銃器の狙いは付けやすく、操作に慣れれば3次元アクションが苦手な人でも十分楽しめるだろう。どうしても倒せない強敵に出くわしたら、その星の探検は後回しにするのも手だ。
ハリウッド俳優らが吹き込んだ音声で膨大なセリフが収録されており、それぞれの登場人物が表情豊かにしゃべる。日本語字幕を付けるのも大変だっただろうと思わせるボリュームだ。しかも、プレーヤーの選択で話の内容とその後の展開が変わっていくユニークな会話システムを採用している。中にはキャラクターの生死を左右する選択肢もあり、油断できない。自然と登場人物の気持ちになって遊ぶことができる。会話場面だけ見れば、ゲームというより、双方向性を持たせた映画かテレビドラマを見ている感覚。宇宙SF映画のファンにぴったりな、大人のためのスペースオペラだ。(大和太郎)
| 対応機種 | Xbox 360 |
| 発売元 | マイクロソフト |
| 希望小売価格 | 7140円(税込) |
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MASS EFFECT (C) 2003-2009 EA International (Studio and Publishing) Ltd. Mass Effect, the Mass Effect logo, BioWare, the BioWare logo and the BioWare hands logo are either registered trademarks or trademarks of EA International (Studio and Publishing) Ltd. in the United States and other countries.
(2009年6月5日 読売新聞)