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コラム

超モバイル活用

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手書きメモを撮影してテキスト化

画面1:「KYBER SmartNote」は3冊セットで1497円
画面2:アプリを起動したら、はじめにアカウントを作成する
画面3:「Camera」をタップしてカメラを起動する
画面4:ノートのアクティベーションを行う
画面5:4隅の「■」が見えるように位置を調整して撮影する。右上にデジタル化できる残り数が表示される
画面6:文字が読めるか確認する
画面7:「アップロード」をタップして画像をインターネットに送信する
画面8:アップロード済みのメモは、スマートフォンから確認できる
画面9:文字の誤認識があれば、「編集」をタップして修正できる
画面10:メール、「Evernote」「Facebook」「Twitte」との連携機能もある
画面11:ウィンドウズ用のソフトを使うと、パソコン上でもデータを管理できる

 iPhone(アイフォーン)のカメラで専用ノートに手書きしたメモを撮影してインターネットへアップロードすると、文字を認識してテキストデータ化できるオンラインストレージサービス「O−RID KYBER(オーリッド・カイバー)」を試してみた。サービスの提供は、株式会社オーリッドが行う。

 同サービスを利用するには、専用のノート「KYBER SmartNote(カイバースマートノート)」を購入する。オンラインストアの「アマゾン」で購入でき、3冊セットの「smartphone ×3 pack」(1497円)と、10冊セットの「smartphone ×10 pack」(4491円)がある(画面1)。

 ノート1冊は30枚つづり(記入面は29枚)になっており、3冊セットを購入すると、計87回のデジタルデータ化を行える。ノートさえ購入すれば、デジタルデータ化やオンラインストレージの利用(エコノミープラン)に料金はかからない。

 また、専用ノート以外に、名刺やホワイトボードに書かれた文字などを撮影してデジタルデータ化する機能もあり、こちらを利用するには有料のデジタル化チケットが必要になる。

 オンラインストレージを無料で使えるエコノミープランの場合、7件分で350円、20件分で1000円、40件分は2000円だ。決済は、電子マネーのPayPal、クレジットカード、iOS(アイオーエス)アプリ内課金から選べる。

 なお、「KYBER SmartNote」を購入すると、特典としてノート以外のデジタル化を無料で10回まで行うことができる。

専用ノートを購入して初期設定

 専用ノートを購入したら、「AppStore(アップストア)」から「O−RID KYBER for iPhone」(無料)をダウンロードしてインストールする。

 なお、Android(アンドロイド)スマートフォンの場合、「Android マーケット」に「O−RID KYBER for Android」があるが、「KYBER SmartNote」の読み取りには対応しない。クラウド上のデータの閲覧と、デジタル化チケットの利用はできる。「KYBER SmartNote」への対応は、10月末〜11月上旬を予定している。

 アプリを起動したら、「アカウント作成」をタップしてはじめにアカウントを作成する(画面2)。アカウントの作成も無料だ。画面の指示に従って作成すると登録したメールアドレスにメールが届くので、メッセージ内のURLをクリックしてアカウントの作成を完了する。

 アカウントが作成できたら、アプリの起動画面でアカウントIDとパスワードを入力してサインインする。

ノートをアクティベーション

 サインインできたら、購入したノートを使えるようにするアクティベーションという作業を行う。この作業は、ノートごとに必要だ。

 アプリの画面で「Camera」ボタンをタップすると(画面3)、カメラが起動する。ノートの1ページ目にQRコードが貼り付けられているので、白い枠内に収まるようにQRコードの位置を調整(画面4)。すると、自動でQRコードが読み取られ、そのノートが使えるようになる。

ノートを撮影してアップロード

 あとは、ノートにメモをし、それをカメラで撮影する。ノートにはケイ線が引かれており、太い実線と実線の間の文字、あるいは実線と破線の間の文字を認識する。1行ごとに文字を書くとき、ケイ線をまたがないように書くのがポイントだ。

 アプリからカメラを起動し、「SmartNote」を選択(ノート以外のデジタル化のときは「KYBER」を選ぶ)。ノートの4隅にある「■」が画面内に見えるように位置を調整し、撮影する(画面5)。

 撮影したノートの画像が表示されるので、文字が読める状態なら「プレビュー」をタップ(画面6)。次の画面で「アップロード」をタップすると(画面7)、オンラインストレージに画像が送られ、デジタルデータ化の作業がインターネット上で行われる。

デジタルデータの管理

 データの確認は、アプリの起動画面で「Viewer」ボタンをタップ。アップロードしたノートが一覧表示されるので、確認したいノートをタップする(画面8)。一覧で、新しいノートには「新着」、デジタル化中は「デジタル化中」の文字が表示される。

 デジタルデータ化されたテキストが表示され、文字の認識に問題があれば「編集」ボタンをタップして修正できる(画面9)。

 今回試した中で、ひらがなやカタカナ、漢字は、かなりの精度で正しく認識した。ローマ字でいくつか誤認識が見られたが、一般的なOCR(光学文字認識)機能よりも文字の認識精度は優れていると感じた。

 また、デジタルデータは、メールで送信、「Evernote(エバーノート)」(http://www.evernote.com/)へアップロード、「Facebook(フェイスブック)」「Twitter(ツイッター)」への投稿も行える(画面10)。

 さらに、ホームページからウィンドウズ用ソフト「O−RID KYBER for Windows」を無料でダウンロードでき、パソコン上でデータ管理することも可能だ(画面11)。

 手書きメモを多用するユーザーは、こうしたサービスを利用することでデータの管理はとても楽になる。メモを手入力でデジタル化しているなら、ぜひ使ってみたいサービスだ。(テクニカルライター・小野 均)

製品の詳細情報ページ
http://www.o-rid.com/jp/features/note.html

2011年9月28日  読売新聞)

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