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スマホ放送局「NOTTV」4月1日開局

画面1:mmbiの二木治成代表取締役社長
画面2:mmbiの小牧次郎常務取締役
画面3:発表会には、生番組「notty★LIVE」で司会を務めるタレント6人も駆けつけ抱負を語った
画面4:「NOTTV」対応端末は、NTTドコモから2機種が発売される
画面5:「AQUOS PHONE SH−06D」は、「Magenta Red」「Blue Black」「White」の3色から選べる
画面6:「MEDIAS TAB N−06D」は、持ち歩きに便利な7インチタブレットだ
画面7:「AQUOS PHONE SH−06D」で視聴する画面イメージ
画面8:「MEDIAS TAB N−06D」で視聴する画面イメージ

 株式会社mmbiは2月16日、スマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」を2012年4月1日に開局すると発表した。あわせて、NTTドコモからは対応端末2機種が発売される。

 発表会においてmmbiの二木治成代表取締役社長は、「初年度100万契約、2015年度には600万契約で単年度黒字を、将来的には1000万契約を目指す」と目標を語った(画面1)。

■「NOTTV」のサービス

 mmbiは、2011年10月13日にV−Highマルチメディア放送「モバキャス」の基幹放送事業者に認定され、番組の制作・調達、放送設備の構築を進めてきた。「モバキャス」とは、アナログテレビ放送終了後に、それまで使用されていた周波数の一部を利用して行われる新しい放送サービスだ。

 視聴スタイルは、「リアルタイム視聴」と「シフトタイム視聴」の二つがある。

 「リアルタイム視聴」は、既存のテレビ同様、リアルタイムに放送番組を視聴する。チャンネルは三つあり、第1と第2チャンネルにはエンターテインメントやスポーツなど多彩な番組を用意しており、第3チャンネルでは24時間ニュースを放送する。

 テレビを見ながら、ツイッターやフェイスブックといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と連携し、同じ番組を見ながらユーザー間で情報をシェアできるのも大きな特徴のひとつだ。

 「シフトタイム視聴」は、スマートフォンに自動配信される番組がSDカードに保存され、一定期間、自由に視聴できるスタイルだ。あらかじめ見たい番組を設定でき、放送エリア内にいてスマートフォンが受信可能の状態であれば番組が自動配信される。

 また、テレビ放送だけでなく、新聞や書籍などのデジタルコンテンツも配信される。

 サービスの利用料金は月額420円(税込み)。また、プレミアム料金を払うと視聴できる番組もこれから増やしていきたい、としている。なお、視聴には後述する専用端末が必要になる。

■「NOTTV」の利点

 スマートフォン向けには、ワンセグ放送や各種動画配信サービス、動画共有サービスなど、すでに動画を楽しむ環境はたくさんそろっている。その中で「NOTTV」がユーザーを獲得するには、他サービスとは異なる魅力が必要だ。

 これについて、mmbiの小牧次郎常務取締役は、いくつかのポイントを紹介した(画面2)。

 初めに挙げたのが、ライブの生放送だ。第1チャンネルでは、月〜金曜の10〜17時、7時間連続のライブ番組を放送する。発表会当日には、司会を務める押切もえさん、敦士さん、加藤夏希さん、磯山さやかさん、宮地真緒さん、赤井沙希さんの6人が登場し、抱負を語った(画面3)。また、コンサートのライブや、Jリーグ、プロ野球などのスポーツ番組なども生中継する。

 そのほか、24時間放送するニュース番組、「NOTTV」向けに作成する新しいドラマなどのオリジナル番組、音楽番組、BS/CSの一部有料チャンネルの放送などを特徴として紹介した。

 加えて、災害時の対応も重視している。災害時、通信がつながらなくなっても、電波が届きさえすれば最新の情報を得られる。重要なニュースは生放送にカットインできるし、ノースクランブル放送に切り替え、サービスの申し込みをしていなくても、対応端末であれば無料で放送を視聴できるようにもする。

 視聴可能エリアは、南関東、愛知、三重、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、福岡、沖縄からスタートし、3年目で全国主要都市、5年目に日本全国カバーを目指す。

■対応端末2機種が発表

 NTTドコモからは、「NOTTV」が視聴できるスマートフォン「AQUOS PHONE SH−06D」と、タブレット端末「MEDIAS TAB N−06D」の2機種が発表された(画面4)。

 「AQUOS PHONE SH−06D」は、約4.5インチ高精細HD液晶を搭載。同梱されているアンテナ付き卓上ホルダーを使うと、横向きフル画面でテレビ番組を視聴できる(画面5と7)。3月から発売予定だ。

 「MEDIAS TAB N−06D」は、約7インチのディスプレーに、薄さ約9.9ミリ、重さ約350グラムの薄型・軽量タブレット。高速モバイル通信の「Xi(クロッシィ)」に対応し、防水機能も備える。こちらは4月の発売を予定している(画面6と8)。

 2012年度上期には、さらに「NOTTV」対応端末を5機種追加する予定としている。

■モニターキャンペーン

 NTTドコモは、「NOTTV」の番組内容や使い勝手を試せる「NOTTVモニターキャンペーン」を「AQUOS PHONE SH−06D」の発売日から2012年9月30日まで実施する。

 最大2万台の対応端末を約2週間貸し出し、その間は無料ですべての番組を視聴できる。申し込みは、ドコモショップかインターネットで受け付ける。

 スマートフォン、タブレットユーザーは確実に増加しているが、「NOTTV」ユーザーをどれだけ確保できるのか、注目したい。(テクニカルライター・小野 均)

「NOTTV」オフィシャルサイト
http://www.nottv.jp/

2012年2月22日  読売新聞)

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